土曜朝刊四紙に載っている読書欄の抜き書き・羅列である。
相変わらず、興味の湧いた本のみの抜き書き及び羅列なのである。

・スーザン・ソンタグ「脆さ」にあらがう思想(波戸岡景太 朝日、毎日)
・板ばさみのロシア人「プーチン時代」に生きる狡知と悲劇(ジョシュア・ヤッファ 日経、東京)

・悪文 伝わる文章の作法(岩淵悦太郎 朝日)
・鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折(春日太一 朝日)
・家を失う人々 最貧困地区で生活した社会学者、1年余の記録(マシュー・デスモンド 朝日)
・ウィーン ユダヤ人が消えた街 オーストリアのホロコースト(野村真理 朝日)
・バルカンの政治(月村太郎 朝日)
・戦死者たちの源平合戦 生への執着、死者への祈り(田辺旬 朝日)
・記者狙撃 ベトナム戦争とウクライナ(中村梧郎 朝日)
・日本の治安戦 日中戦争の実相(笠原十九司 朝日)
・ロッキード(真山仁 朝日)
・わかりやすさの罪(武田砂鉄 朝日)

・隆明だもの(ハルノ宵子 毎日)
・温泉旅行の近現代(高柳友彦 毎日)
・フェミニスト経済学 経済学をジェンダーでとらえる(長田華子、金井郁、古沢希代子 毎日)
・葬送の仕事(井上理津子 毎日)
・50代で遅れてフェミニズムを知った私が一人で安心して暮らしていくために考えた政治のこと(和田静香 毎日)
・軍国の文化 上・下 日清戦争・ナショナリズム・地域社会(芳賀祥二 毎日)
・ザボンよ、たわわに実れ 民主医療に尽くした金高満すゑの半生(力武春紀 毎日)
・なぜかいじめに巻き込まれる子どもたち(川上敬二郎 毎日)
・僕はなぜ一生外国語を学ぶのか(ロバート・ファウザー 毎日)

・北支宣撫官 日中戦争の残響(太田出 日経)→(東京)/
・ナショナリズム入門(リア・グリーンフェルド 日経)
・洞窟壁画考(五十嵐ジャンヌ 日経)
・わたしが誰かわからない(中村祐子 日経)
・戦争と人類(グウィン・ダイヤー 日経)→11/18(朝日)
・日本人のための安全保障入門(兼原信克 日経)
・艶やかに 尾上菊五郎 聞き書き(小玉祥子 日経)→11/25(毎日)
・経済学の学び方(根井雅弘 日経)
・社会の新地平(佐藤俊樹 日経)
・夜行列車盛衰史(松本典久 日経)

・おとな六法(岡野武志・アトム法律事務所 東京)
・縄文の断片から見えてくる 修復家と人類学者が探る修復の迷宮
(古谷嘉章、石原道知、堀江武史 東京)→11/25(毎日)→09/16(日経)
・BLANK PAGE 空っぽを満たす旅(内田也哉子 東京)
・技術革新と不平等の1000年史(ダロン・アセモグル、サンモン・ジョンソン 東京)
・「源氏物語」の時代を生きた女性たち(服藤早苗 東京)
・世界に学ぶ自転車都市のつくりかた 人と暮らしが中心のまちとみちのデザイン(宮田浩介 東京)
・コルチャック ゲットー日記(ヤヌシュ・コルチャック 東京)
・文学が裁く戦争(金ヨンロン 東京)
・過剰適応な人たち(中川惇一郎 東京)
・日本のこころ(平岩弓枝 東京)


カッコのすぐ後の→以降は先週以前に評されているもの。

まあ、毎週、面白そうと思った場所に、赤線を引き、線を引いた本の題名と著者を書いているだけ。

今週の感想。
「板ばさみのロシア人」。
二紙で取り上げているが、専制国家で生きる人たちは、このように狡知に長けて行かざるを得ない。
まあ、それは、どの国も同じである。

また来週も読んでみるのである。