この期に及んで、本邦の内閣総理大臣は、ほぼ毎日のように、お友だちと宴会とかパーティを2時間程度行っているのだそうだ。

 

日本国民すべてが、新型肺炎の恐怖に慄(おのの)き、その対策を政府はいかに行っているのかを注視している真っ最中である。

もともと「李下に冠を正さず、瓜田に沓を入れず」という言葉の意味を、全く理解できない人物である。

妙な屁理屈をこね繰り返し、相手が呆れて黙ってしまうと「丁寧な説明をできた」と言って、自己満足する御仁である。

 

以前より、この方に対し、大いなる敬意と愛情と尊敬と忖度をこめて、「某孫総理」「某孫首相」「某孫宰相」と呼称していた。

しかし、それでは、敬意と愛情と尊敬と忖度の度合いが著しく少ないことを痛感した。

呼称を変更することとした。

 

「某孫酒席」。

 

理由を述べる。

日頃、「人治主義だ。隠蔽捏造体質だ。」等々と、その国家体制や運営手法を非難していた某社会主義国の行為言動と、寸分違わぬ、いや、遥かに勝る行動を示してくれた点。

(そう、この人物の某お祖父さんは、旧満州国でソビエト連邦の経済政策を真似して、「五か年計画」とかやっていた人物であった。国家を掌握した側が社会主義的な考え方を持っていると、こんな考えが、身体に馴染むのだろう。)

 

それらの国の元首は、たいてい「主席」である。

毛沢東主席、金日成主席、と言った感じ。

 

ならば、某孫首席、ではどうか。

どうも収まりが悪い。

 

パーティ大好き、宴会大好き、宴席大好き、酒宴が大好き。

国難にあたっては、常に酒席で適切な判断ができ、最適で最高の選択の下、国家を領導し続ける偉大なる領袖であるこの方である。

 

いっそのこと、主席より、酒席の方がしっくりくるのである。

 

某孫酒席。

 

本人もこの呼称変更を、本気で喜んでくれそうである。

 

この名称の下、毎日二時間の酒席を、楽しんでほしいものである。

そして、その席に参集する(蝟集、蟻集)する眷族、郎党、懐刀、有象無象、只の食客、提灯持ち、手駒、準構成員等から、新型肺炎のウィルスなどなど感染することのないよう、心の底からお祈りするのである。

 

あ、自分の周りに集まる人たちには、「首相案件だ」とか言って、真っ先にウィルスチェックをしていそうだ。

でも、この心と同様に頭も暖かい某孫酒席、「ウィルスチェックです」と言われて、慌てていつも開かないパソコンの蓋を開けていたというのは、今作ったウソ話である。