三峰神社が気になったそもそもは、御眷属様のオオカミ信仰でございます。
小六か中一時分に読み始めた平井和正の『アダルト・ウルフガイ・シリーズ』のせいであることを、ゲロっておきます。
鳥居の前だって、コマイヌじゃなくオオカミなんでございますよ。
神社の敷地内には【三峰山博物館】がございまして、なかには日本オオカミの毛皮を展示しております。毛皮というけれど、こりゃ~オオカミの開き!でございます・・・
大陸産のシンリンオオカミなどの剥製もありまして、その大きさにビックリでございます。牙の大きさなんか、これで噛まれりゃそりゃ死ぬワってサイズ。
シェパードとかラブラドールとかマスチフとかマラミュートとかバーニーズとかの、同サイズのワンコの牙を思い浮かべても、種類の違いは一目瞭然でございます。ワンコの牙の倍は長いっ!そして太いっ!なによりオオカミっ、顔が怖い!
写真展示なのでございますが、1996年に秩父地域で撮影されたという『日本オオカミ』の写真もございました。
日本オオカミは100年も前に絶滅したことになっておりますが、なんか、ロマンでございますね。
で。この写真とか毛皮の展示などを見て、日本オオカミの顔が豹みたいだな!?毛皮の柄がマダラやシマシマだな!?と思ったのでございます。これは、山の中で暮らしているせいなのでございましょうかね。豹顔なのは、展示の説明によれば下顎がデカいせいらしいですな。下顎が丈夫ってことは噛む力が強いという事だそうで、咬筋も発達してるだろうからワンコよりも丸顔(?)に見えるみたいでございます。
後で書きますが、ほっつき歩いて見掛けた小鹿野町の龍頭神社に有った
ほら、虎縞だ!
こういった例からも、たぶん、そんなに大きくないけど、縦縞かダンダラ模様の丸顔のワンコみたいなのが
こんな山・また山の、山深い秩父山系のどこかで生きていても不思議はないなぁ!と思ったのでございます。
ロマンでございます!