ライブスコープは、「水中のルアーの把握」と「経験の答え合わせ」に役立ちます。
今までの魚探と違い「現在進行形」が映るライブスコープ、いろいろ賛否ありますが、使ってみないと何とも言えないので、今年から導入しました。
ライブスコープは、モニター性能で映り方が変わるようです。
ライブスコープ対応機種は、シリーズやモニターサイズによって、価格が全然違います。
リーズナブルモデルは、画素数が荒いだけでなく、処理能力が低く現在進行形がワンテンポ遅れて表示されるようです。
魚探ショップスタッフ、所有してる知人、ボート屋桟橋で見かけた全く知らない人など、多くの人から意見を聞きました。
「モニターは、大きい方が魚やルアーが見やすいから、今から買うなら12インチ。後で後悔しても簡単に買い替え出来る価格ではないから、可能な限り高性能モデルが良い」との事でした。
思い切って12インチにしましたが、何も不満なく快適です。
ライブスコープは、ルアーがモニターに映らないと利用価値が激減します。
ルアーが映るようになるには、細かな設定や照射角度など技術と慣れが必要です。
ルアーが映れば魚も映るので、ルアーが判別出来る設定を見つけるのが重要です。
ルアーが映るようになれば、水中のルアーの状態が詳細に分かります。
クランクやスピナベなどの巻物、どれくらいの水深をトレースしているのか分かります。
巻くスピードやラインの太さによる違いや、魚のチェイスの有無など、簡単に確認出来るようになります。
また、ワームやジグをフォールさせる時、落ちるスピードやストラクチャーとの距離など、バッチリ分かります。
フリーフォールのつもりが、どんどん岩盤から離れて落ちていくネコリグを見た時は、衝撃でした。
中学生からバス釣りしてますが、水中のルアーの動きは、イメージと違っていました。
ライブスコープは、「魚をモニターで見て釣る」いわゆるライブサイトが注目されてます。
YouTubeなどでライブサイトで釣る動画が紹介されていますが、かなりの経験と技術が必要です。
動かし方やタイミングなど、そんな簡単ではありません。
しかも、映っている魚は、動き方から判断してバスっぽいと分かる程度です。
ライブスコープを導入すると、今まで表層でしか出来なかったサイトフィッシングが、中層でもディープでも可能になります。
全部見えるのはつまんないという意見、表層サイトはやるのに、ディープのライブサイトを否定するのはおかしいという意見など、いろいろな賛否も分かります。
私は、今まで見れなかった映像が見れるので、導入して良かったと感じています。
ベイトボールに突っ込むバスや、巻物に驚いて逃げるベイト、同じルートを回遊する魚など、初めて見る水中映像は衝撃でした。
長年ボートでバス釣りしてる人には、「今までの経験の答え合わせ」として、一度導入してみる事をオススメします。
ただ、「自然の中にいるのに、1日中モニターを見て携帯ゲームやってるみたいでもったいない」のと、「昔からのバス釣りスタイルの楽しさを好む」ので、ライブサイトはあまりやりません。
主に魚種判定のために試す事が多いです。
写真は、相模湖の青田ワンドの沈船です。
25年くらい前まで浮いていたボロボロの白いヨット、突然なくなっていたんですが、やはり沈んでいました。
相模湖のあちこちに放置されてる船、どうにかなりませんかね。