ミンコタに使用しているモーターガイドのプロペラ改造、試行錯誤を続けています。
数年前に書いたペラの改造記事、今でも毎日多くのアクセスがあるので、みんな速くしたいんですよね。
過去記事↓
http://ameblo.jp/sand-letters/entry-11455076240.html
久しぶりの追加情報です。
使用エレキは、以前と変わらずミンコタのマクサム55ポンド、フロント1機がけです。
2枚ペラと3枚ペラ、2個ずつ新品購入して追加改造してます。
2枚ペラは「power prop」、3枚ペラは「マチェット3」です。
3枚ペラの改造、とても難しいです。
火で炙ってペラを曲げていくので、ペラの長さが短くて幅が広い3枚ペラ、きれいに曲がってくれません。
一旦ゆがむと修正は難しく、未使用のままマチェット3を1個廃棄しました。
試行錯誤の結果、トータルバランスなら3枚、トップスピード重視なら2枚です。
数年前までは、圧倒的に2枚ペラが速かったですが、3枚のマチェット3でも同じくらい速度が出るように改造出来ました。
船体が安定してスピードに乗れば、2枚ペラが少しだけ速いです。
ただ、2枚ペラは、回り始めトルクが弱く、数秒だけペダル踏んでボートの方向転換する時、時間が掛かります。
それに対して3枚ペラだと、スッと方向転換出来ます。
現在、トータルバランスを優先して、3枚のマチェット3を使用しています。
ミンコタにモーターガイドのペラを付ける場合、数㎜削らないと装着出来ませんが、それほど難しい作業ではありません。
100均の棒ヤスリでも出来ます。
その他、エレキの年式によって、ペラを固定するナットにワッシャーを挟む必要があります。
改造ペラは、モーターガイドのエレキに装着してもスピードアップは可能です。
ただ、ミンコタよりトルクがないと言われていますので、注意が必要です。
トルクが足りず多大な負荷を掛けると、発熱しやすく配線焼損が起こります。
改造ペラを自作する場合、電流値を計測するクランプメーター購入をオススメします。
配線を挟むだけで、電流値が分かります。
エレキ本体は、毎年分解清掃していますが、全開走行の電流値38A程度なので、明らかな配線焼損ありません。
全開走行で常時45A以上になる場合、配線焼損の恐れがあります。
改造ペラでの走行は、シビアな調整を必要としますが、劇的なスピードアップが望めます!
私は、主に津久井湖や相模湖で浮いてるので、見かけたら声を掛けてください。
3枚ペラと2枚ペラお見せします。
目印は、赤い脚立に迷彩柄クッション、ラパラの帽子です。