宅建士の登録のため、登録実務者講習を受けてきました。
宅建試験に合格しても、宅建業で2年以上の実務経験がないと登録出来ません。
宅建業とは、簡単に言うと街の不動産屋さんのような業種です。
私の会社は、不動産でも賃貸と物件管理なので宅建業ではありません。
そんな人が登録するには、さらに講習を受けないとなりません。
欠席はおろか遅刻早退でもアウト、厳しい講習です。
資格学校のTACで申し込みましたが、20000円は安くないです。
DVDとテキストが届き、講習日まで自宅で勉強しました。
宅建試験に合格した人からすれば、基本的な問題ばかりで簡単すぎます。
実際の実務に対応した内容なので、悪徳業者の手口なども紹介されて、参考になります。
ただ、とても簡単な内容なので、改めて本試験って難しいんだと実感しました。
2日間の講習、9:30~17:30、資格学校で缶詰めでした。
宅建の本試験に出るような内容もありますが、実務に関する講習がメインです。
宅建業法については、本試験より基本的な内容が多いです。
2日目の最後に修了試験があり、8割以上得点出来ないと、講習全部やり直しになります。
実務に関した興味深い講習内容でした。
物件の調査、後日トラブルになりやすい項目、民法の規定とは違った実務上の運用項目、契約書の書き方、詐欺の手口など、すごく参考になりました。
8割と聞いてビビった修了試験ですが、○×と記述式、それぞれ30問で合計60問。
1問だけのミスで合格出来ました。
修了試験は、問題も回収されるため、間違えた問題は分からないままです。
後日、資格学校から試験結果と一緒に修了証が届きました。
登録申請には、チョット特殊な書類が必要です。
住民票、本籍地の役所で発行される身分証明書、法務局で発行される「登記されていないことの証明書」など、今まで縁がなかった証明書が必要になります。
法務局以外で取れる書類を揃え、神奈川だと馬車道近くの横浜法務局で証明書を取り、そのまま関内の不動産会館へ申請に行く予定です。
ようやく宅建士の登録申請が出来ます。