バレンタインと聞くと、小5の出来事を思い出します。
朝、学校へ来ると、机に何か入ってる・・・チョコ?
もうクラス内には、クラスメイトが数人来てます。
すぐに「外行こうぜ!」と誘われ、どうすることも出来ず、そのまま校庭へ遊びに。
帰ってくると、教室内がザワついてます。
数人の女の子が、いっせいに俺を見る。
バレてる
隣の席の女の子が、小声で「机にチョコ入ってるよ」って。
なんとかしたいですが、もう手遅れです。。。
すぐ後ろの席は、「騒がしいお祭り男の友人」、見つかると大変なことになります。
なんとか隠してカバンに入れようとしましたが、
バレました。
「それ何だよ~!!」
それからは、大変でした。
一瞬で周りが人だかりになって、「見せろ!」の嵐に、隠すわけにもいかず。。。
しまいには、「そのチョコ、半分くれ!」なんてヤツも。
その日は、下校まで騒がれて大変でした。
差出人の名前がなかったので、結局誰からなのか分からないままでした。
チョコには、数行の手紙が入ってましたが、「近くの席の女子より」とだけ。。。
担任の先生にも見せてと言われ、「手紙の筆跡から、だいたい分かる」と事でしたが、教えてくれないまま。
誰かのイタズラかとも思いましたが、チョコくれた本人、あの騒ぎになると、もう名乗れない状況でした。
それっきりでした。
なんだか、騒がれ損みたいなバレンタインでした。
当時の事を思い返すと、「誰にも見つからずにカバンに入れる方法」を、校庭で遊びながら考えていたのが印象に残ってます。