神のはしため ルイザ・ピッカレータ
神のみ旨の小さな娘
第12巻より
1919年10月15日 神の意志の中に生きることは、魂に安全という状態をもたらす。
いつもの状態のまま、私は心の中でこう思っていました。
「どうしてこんなことがあり得るのでしょう。私はこんなにも悪く、何ひとつ良い所がありません。イエスの不在という苦しみのために、私は、もし誰かが見ることが出来るなら、石さえも泣かせてしまうほどの惨めな状態まで落ち込んでしまいました。 それなのに、裁きに対しても、地獄に対しても、疑いも恐れもまったくありません……。私はなんていう恐ろしい状態にいるのでしょう!」
このことを思い巡らしていると、愛すべきイエスが私の心の中で動かれこう言われました。
『娘よ、魂が私の意志の中に入り、そこで生きると決心したその瞬間、すべての疑いと恐れは魂から離れていきます。それは王の娘に起こることと同じです。 たとえどれだけ多くの人があなたは王の娘ではないと言っても、魂は気にも留めません。 それどころか反対に魂は誇りをもって皆にこう言い続けます。 『あなたたちが何を言おうとも無駄です。 疑いや恐れを私に植え付けようとしても無駄です。 私は王の真の娘なのです——王は私の父です。私は父と共に生きています。 いえ、それどころか、この王国そのものが私のものなのです……』
だから、私の意志の中に生きることがもたらす多くの善の中には、『安全、すなわち深い安心』という状態も含まれています。 そして魂が私のものすべてを自分のものとして受け取るのだから、自分の所有物についてどうして恐れたりする必要などあるでしょうか? だから恐れ、疑い、地獄は道を迷い、魂の中に入るための扉も道も鍵も見つることができません。 さらに、魂が神の意志の中に入ったその瞬間、魂は自分自身を脱ぎ捨て、私が魂に私自身で王家の衣をまとわせます。 そしてこの衣が、私の娘であるという印を魂に刻みます。 私の王国は私のものであると同時に魂のものでもあります。 そして、私たちの権利を守るために、魂は他の者たちを裁き、断罪することにも参与します。 だから、どうしてあなたは恐れを見つけ出そうとするのですか?』
各巻をまとめています。よろしかったらこちらもご覧ください↓
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