7/27、28 小国川 | chiraログ

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今年はどんな鮎釣りになるのやら…

富山を予定していた週末、台風が近づいている。
諸事情もあり、近場?の小国川へ向かうことに。

早朝に出発、7時を過ぎた頃に尾花沢を通過した。
いつものオトリ屋さんに寄ると、
天然オトリが・・・
無くなったとのこと。
大きめな養殖2尾とNGな天然1尾を入れてくれた。

さて、何処に入るか?
何となく行こうと考えていた場所に向かう。
先行者は、こっちとあっちに1人ずつ。
さてどうする?

地元のオッチャンらしい釣り人にいろいろ聞いてみた。
昨年の出水で、川全体の瀬が無くなった。
この場所は、連日抜かれているらしい。
じっくり釣れば良型が出る・・・
栃木からなら3時間半くらいか?
那珂川みたいに押しが強くない川だから・・・
とても親切に教えてくれた。
若い頃は、相当釣り込んでいたのだろう。

川に降りると、瀬肩を逃げ惑う天然系の鮎を確認できた。
この場所は・・・夕方だな。

本筋と分流、まずは分流を探る。
石色が悪いがハミはある。
小さいのか?
エリアを探っても反応が無い。
シビレを切らせて、少し上に歩いていくと・・・

肩の石に絡んでいる野鮎を発見。
そ~っと泳がせて~

???空振り。それなら無理矢理絡ませるだけ・・・
でも、空回りが続く。
NGな天然オトリは完全にNG状態に。
養殖1号を渋々泳がせる。
何とも不安定な、微妙な泳ぎ・・・
あっちに向いたと思ったら、急に方向を変えるし。
それで絡めばこっちのものだが、簡単にはいかない現実。

諦めて、余計な操作をしないで、行ってこい泳がれをしばし。
ぐぃ~ンと目印が飛んで、15cmの黄色い鮎が絡んだ。

再度、見え鮎を攻略。
違う鮎が飛んできて、18cm。
イメージ 2
これで何とかなるか・・・ と考えたのは甘かった。
調子に乗り、再度泳がせる。

速攻、目印が飛んで3尾目~と思った瞬間に、掛かり鮎が水中糸と絡んで・・・
プチっ。
嫌な手応えを残して、2尾の鮎が消えていった。

そこからは、泳がせても反応が無くなる。
そして、お約束の根掛かり。
外しに入ると、鮎が一杯で逃げ惑う始末。
悲しい・・・

気持ちを切り替えるのに、少し上の棚で様子を見ることに。
浅い場所からは、逃げるビリ多数。
天然遡上が多いと聞いているが・・・

とにかく、天然鮎を捕りたい。
小場所を丁寧に探り、ビリを3尾追加。
今日の釣りが展開できる確信が持てた。

本筋を釣り下る。
先行者が居たからなのか?
石色は悪くないが、反応が全くない。
相当なプレッシャーなのか?

とにかく何も無いまま釣り下る。
分流を釣って1日終わるのか?
それは避けたい・・・
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小さいポイントだが、流れが通っている。
鮎が溜まる場所も下流にあり、普通に釣っても釣り残しが出る場所。
日が差せば、鮎も出てくるであろう流れ・・・

ナイロン仕掛けにオモリを付け、じっくり流れを攻めてみる。
ココだよなぁ~と止め気味にしていると、目印が下流に飛ばされる。
小ぶりな元気鮎が飛んできた。
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そこからは、良型も混じり、一時は入れポン。
釣れるエリアが狭いだけに、釣れるとなったら確実に釣るのみ。
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今日はとにかく暑い。
30度超えで汗だく。
でも、変なだるさは無い。
木陰で昼食をとり、午後の部開始。

同行のTさんと入れ替えで、今度は私が下流へ。
途中、チャラで大量の鮎がハム光景を見る。
これは・・・釣れるのか?
何の変化も無い場所、無数の群れ鮎。

他のそれっぽい場所を探るも不発。

ヘチ寄りのポイントで数尾捕るも、続かない。

背中越しのチャラが気になる。
ならば・・・ そ~っと泳がせて。
???目印の動きが変わった。
あれっ?掛かってる。
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意外に型が良い。
連発は期待できないと思ってオトリを泳がせる。
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意外に反応が良く、それなりに釣った気分になる。
ゴロゴロと雷+雨。

気持ちの良い雨だと思ったら、それほどでもない。
なんとなく温かい、妙な雷雨だった。

水面が叩かれ、浅い場所の活性は上がる・・・
勝手な思い込み、以外に活性が上がったのはトロに居た鮎。

チャラの反応は遠くなり、対岸の際を無数の群れ鮎がハミ始める。
絡んでも2尾まで。
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チャラとヘチを交互に釣ってみたり。
幸せな時間・・・

誰も居なくなったようなので、車の前に戻る。
丁寧に引くと、夕方で活性の上がった良型が連発。
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良い流れの、良い鮎。
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至福な夕方の釣り。
最後に瀬肩に探りを入れ、翌日用のオトリを捕る。
未使用を6尾用意できて、そこからはフリーな釣り。
もし、雨が降ればできなくなるし・・・
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夕方の天然鮎の反応を楽しみ、1日が終わる。
49尾。
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バラシや親子丼もあったので、まあ仕方ないか。
以前に来たときより小さいが、これだけ反応があればと納得。
Tさんも30尾近く釣れ、今年初めて鮎釣った感がすると喜んでくれた。


新庄のビジネスに宿泊。
居酒屋で美味しく、楽しく盛り上がった。
宿に戻り、テレビと照明を付けっぱなしで寝落ち・・・
夜中に目を覚まして慌てた。


翌日、天気予報が外れ、雨は降っていない。
正確に言うと、たまにパラパラ状態。
今日も暑くなるのか?
川に向かい、友缶の水を替え、アチコチ見て廻る。
上流部で型狙い…とも考えた。

迷ったが、実績のあるエリアに滑り込む。
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開始早々、良型が飛び出る。
これなら…
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キツイ流れを中心に、丁寧に探りを入れる。
思ったポイントから良い反応がある。
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今回の一番大物、21㎝を少し超えた個体。
以前の時と同じようなエリアで好反応。

その後は… イマイチ。
天然が居るのか?居ないのか??
随分、下流の瀬も釣ってみた。
数尾は拾えたが、思うようではない。
川の色を見ていると、もっと釣れそうなのに。

朝の場所に戻って、再度気持ちを入れることに。
朝より水温が上がり、日差しも強くなった。
一番良い流れに、良い鮎が付く…
当たり前な法則で、オモリを付けてオトリをねじ伏せる。
程なく目印が飛び、穂先を引っ手繰られる。

18㎝のオトリより大きい掛かり鮎を確認、抜きに入ると~
コンポ005が思い切り切れた。
きっと痛んでいたのだろうと、新しい仕掛けに張り直し。
再度、コンポ005、付け糸は04で細め?だけど、何とかなるだろう…
大石周りから反応があり、今度も大きい。
一気に勝負を付けようと、竿を絞り込んだ途端…
パチっと付け糸の編み込み上のコンポが飛んだ。
悲しい瞬間。
新しい竿の調子とのバランスだろう。
掛かり鮎のサイズも大きかったことは事実。
20㎝超えが朝のうちにも掛かっていたし。

仕方なく、007に太く設定。
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もっさりな釣りになってしまうことに。
それでも、細かく探りを入れ、
ポツポツ拾えた。

遅めの昼食、15時までの釣りと決める。
今日は暑いが、昨日ほどでは無い。
意外に快適な鮎釣り日和になった。

さて、90分程度、どうする?
目の前の瀬肩を軽く探り、細いながらもそれなりの水量がある瀬を狙うことに。
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丁寧に泳がせるイメージで、コンポの005にオモリで引く。
デカいのは少ないが、18㎝平均でそれなりに掛かった。
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時間で終了、33尾。
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台風の影響で地元河川は釣りにならなかった?
本当は秋田も行きたかったが、遠くて…
結果的には、それなりに楽しめた。
まあ、良しとしよう。

さて、7月も終わる。
まだ釣り足らない。
冷凍庫がガラガラだし。
富山が好転してくれないと~商売にならない。
お願い、神通…