5/11 秩父荒川調査捕獲 | chiraログ

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今年はどんな鮎釣りになるのやら…

待ちに待った、2019シーズン。
まずは、秩父の荒川から。
昨年に続いての参加になるので、何となくイメージは理解しているつもりだった。
初期段階だし、水温も低い。
追いが立つ訳ない状況での鮎釣り。
そして、今年は渇水らしい…

早朝?夜中に出発、高速を巡行。
待ち合わせを変更し、直接会場に急ぐ…
どうしてって~
イメージ 1
順番をキープするために、引舟が…
画像は、受付開始時のものだけど、舟だけがズラ~っと並んでいた。
そりゃそうだよねぇ~って、自分たちも並べた。

今回は、アユチュウからの参戦もあり、D玉親分、keneyonも一緒に並ぶ。
同行のTさん、現地集合のKさんと私。
さて、5人でどの位釣りができるのか…

ざっと、7、80人か?(後から漁協hpで100人弱)
なんて話ながら、順番を待ち、オトリをもらい川に降りたつ。
渇水の影響なのか、ヘチはドロドロな感じ。
アチコチ川を見ながら、上から下にフラフラ。
途中で、滑って尻もちを着いたが、濡れずに済んだ。
砂岩盤の上のドロドロが… とっても危険。

で、こんな雰囲気の釣り場から開始。
イメージ 2
6時の開始を待ち、それぞれがオトリを泳がせる。
下の数人が釣れ始める。
私のオトリは動かない。
少し、テンションをかけ操作すると、イイ感じに動き始める。
おっ?コレは…
チョイの間に、グわぁ~ンと重み感じ…
下流に流され始める。
やった!1尾目~
???
思わず抜いてしまったが、何か変なものが…
その時点では理解不能だった、藻が引っかかっただけだった。
寂しさと、恥ずかしさの中、再度オトリを操作する。
岩盤絡みの悪くない場所だと思うが…
今度は根掛かり。
引っ張ると、針に不思議なものが付いている?
藻?
青く(緑色)ないけど…
ヘドロ??最悪なスタート。

しばらく、その繰り返しで、場所を見切る?
我慢ができず移動し始める。
後ろを見ると、D玉親分が、あきれ顔…
イメージ 3
ここからが長かった。
最上流付近まで川を見て歩く。
岩盤が滑るなんてもんじゃない。
注意して、注意しての移動。

で、キラキラの大群を見つける。
これで… もらいだ 心の中で呟いた。
が、釣れない。絡まない。
時間とオトリの泳力を費やすだけ。
水温が低いからか?
油断をすると、ヘドロのような藻らしい物体の餌食になる。
流れてきた藻が糸に付くと、目印状態…
キツイぜ…

地元の釣り人も苦戦中らしく、
ダメだ、釣れない、時間ばかりかかる…
と、それぞれグチっている。
このヘドロはどうにかならないのか?と話すと、
ヘドロじゃなくて「クチビルケイソウ」だと教えてくれた。

クチビルケイソウ???
計装? 軽装?? 珪藻かぁ~
那珂川の青ノロと同じなのか?

しかし、たちが悪い…
言われてみれば、色が違うだけで青ノロのようだし、
岩盤に付いて、茶色がドロドロ状態、白いのが枯れている状態のよう。
なんでも、渇水すぎて流れの弱いエリアにも蔓延ってしまったらしい。
思い出せば、昨年もヘチはドロドロだった。
糸にも絡んでたヘドロのようなものもあった。

結局1尾も釣れずに、岩盤の危険な瀬を探って…
やっぱりダメで、橋の上に降りてきた。
Tさんが居たので話をすると、数尾掛けたとのこと。
群れが来ると、絡む時があるとか。
ちょっと他の場所を釣りたいから… と場所を譲ってくれた。
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昨年も、それなりに楽しめた場所…
確かに石色は悪くない。
でも、オトリが弱っているし…

ダメを承知で、波立ちにオトリを誘導。
やっぱり釣れないので、鮎中LINEを見ていると?
あらっ、掛かったし。
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令和1号の鮎は、完全に群れ鮎。真っ白…
それでも、釣れれば嬉しい。

気を良くして、同じ場所へ…
???キラキラしてる。
程なく、2尾目。
今度は、少し大きい!
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色も少し黄色くなっている。
エサを食い込んでたのだろう。
掛かりも、背肩付近。
やっぱり、釣れると嬉しい。

結局、その2尾で早目のお昼を食べることに。
みんな苦労している様子で、雰囲気がまったりな感じ。
ゆっくり、ダべってから午後の部スタート。
ムレムレな場所に入り、小ぶりなのを4尾。
人が増えてきたので、再び移動…

何か疲れた。
こんなに疲れるのか?鮎釣りって…
天気は良いのに…
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最後はアユチュウの仲間で並んでみたり。
全員ボ抜けはできて、とりあえず良かった。
私も辛い状況で6尾だけ…
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令和の鮎釣りのスタートは簡単ではなかった。

釣果次第では、日曜日の竿出しもアリか?
そんな思いから、宿を確保していた。
民宿に泊まり、部活の子どもらと風呂に入る。
食べきれないほどの食事(完食したが…)と楽しい酒。
シーズンが始まった感が、嬉しく思えた。
好きなモノ同士が集まり、大騒ぎ…
楽しい!
この瞬間のために生きている!!

部屋に戻り、やることもなく、酔っているので21時には就寝。
耳栓が役に立ち、朝まで爆睡…
朝食をとり、ゆっくり帰ることに。
しかし、秩父の朝は寒い。
山間の平地?に家が沢山…
何か不思議な感じがした。

で、11時前には、帰宅。
秩父でも咲いていた花が、家でも咲いていた。
イメージ 9
厳しい調査捕獲になってしまった。
昨年の状況なら~ そう思い、仲間に声かけしたのだが…
自然相手の遊びだから仕方ない?
なにか、そうじゃないようにも感じるが…
渇水、成長不足、地元の河川にも共通するような気がして、
色んな意味で考えさせられる釣りだった。

釣り自体は辛いものだったけど、
この時期に鮎釣りをやらせてもらえることには感謝したい。
関東で、5月の中旬に、決して高くない金額で…
秩父漁協さん、ありがとう。
今年は今回限りかもしれないけど…
また、機会があれば行ってみたい。
クチビルケイソウが無い時に…
参加の皆さん、お疲れさまでした。