これまでアルプス展望台として優秀だと思っていた山が自分の中で三座あった。
- 南アルプス展望台(北部) … 鳳凰三山
- 北アルプス展望台(南部) … 蝶ヶ岳
- 北アルプス展望台(北部) … 黒部別山
そして先週の山行で残っていた南アルプス南部の展望台が決まった。「笊ヶ岳」だ。
これで南北アルプスの展望台の代表選手が出そろったことになる。
鳳凰三山や蝶ヶ岳は割と手軽に登れるが、笊ヶ岳はちょっと行程が長くて山小屋もないので難易度は上がる。
黒部別山にいたっては山小屋どころか登山道もないし立山の奥地に位置するのでかなり厄介だ。
あとは中央アルプスだけど、なかなか前衛の山を探すのは難しいそう…というか存在するのか?
展望台の山はその山に登ること自体もちろん楽しいが、稜線に登った時に目の前にそびえるアルプスの眺望もダブルで楽しめるというメリットがある。特に雪の季節は素晴らしい。朝晩は赤く染まったアルプスの屏風絵が目の前にバーンと広がる。
そういえば最近鳳凰三山に登ってないな…もう少し雪が積もったタイミングを狙って久しぶりに登ってみるのもいいかもしれない。
北アルプス南部の展望台といえば蝶ヶ岳。穂高が丸見え。
槍もめちゃ近い。
北アルプス北部は黒部別山。立山と剱岳が目の前にそびえる。道も小屋もないのでかなりハード。
鹿島槍や五竜も見えて立山と後立山双方の展望台として優秀。
南アルプス南部は笊ヶ岳。聖岳と上河内岳が近い。
荒川三山と…
赤石岳も近い。
そして南アルプス北部は鳳凰三山。目の前に北岳がドン!
後ろには後部盆地の夜景と富士山も。
こんな夜景まで楽しめるなんて贅沢すぎる。