自粛要請解除後の登山ガイドライン | がんちゃんの雪山讃歌

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石川の山スキーヤーがんちゃんが登山、山スキーを中心とした日常生活や山への想いをつづります。
ヤマレコもやってます。(HN:Sanchan33)

緊急事態宣言解除を受けて山岳四団体から新たなガイドラインが示された。

 

内容は次の通り。

  1. 近距離(100km圏内程度)でできるだけ都道府県を跨がない日帰り登山から始めましょう。
  2. 体調不良(平熱を超える発熱、悪寒、倦怠感、息苦しさ、咳等)での登山は止めましょう。入山後にコロナ感染発症すると命に関わり、救助隊、収容先地元医療機関に多大の迷惑を及ぼします。
  3. 登山は、少人数で行いましょう。(パーティーは、当面5名以内で。)
  4. 自粛期間中、季節や地震による山容の変化、登山道の荒廃など思わぬ危険が潜んでいます。十分な登山ルートの下調べと地図、コンパスの持参、登山届けは必ず提出し、家族にも残しましょう。
  5. 登山中でもマスクを着用しましょう。マスク着用時は、熱中症及び脱水には十分留意し、こまめに水分摂取を心がけましょう。
  6. 登山、クライミングジムでのソーシャルディスタンスを守りましょう。 一般的には2メートル前後ですが、登山中の場合は、さらに距離が必要と言われています。また、クライミングジムでは建屋構造、利用人数等で制限がありますので、ジムの指針に従って行動してください。 唖えロープ、滑り止めなどもジムの方針に従ってください。
  7. 登山山域内での買い物や、下山後の呑み会等も地元住民への感染防止の観点から控えてください。食材、飲料、緊急食などは出発前に揃えておきましょう。
  8. 自粛中に衰えた筋力、体幹を鍛えましょう。
内容については概ね納得できるものだが、「マスク着用」だけは注意が必要だと思った。
これから夏の暑い時期を迎えるにあたり、終始マスクを着用してタダでさえ酸素が薄い高山帯を歩くというのはなかなか拷問だ。
人がほとんどいない山域ではわざわざマスクを着用する必要もないし、逆に高尾山や丹沢山のような人が集まりやすい山域では必要かもしれない。
額面通りに受け取らずに状況に応じて臨機応変に対応すべきだろう。
 
最後の「自粛中に衰えた筋力、体幹を鍛えましょう。」ってのはまあその通りなんだが、上で落とすだけ落として最後に「でも山登ろう」みたいに持ち上げる感じは嫌いじゃない。
 
そういえば本日から東京タワーも営業を再開するらしい。
東京タワーには600段、標高差150mの外階段があってコロナ対策でこの階段を利用することが推奨されているらしい。
そして登り切ったら⾮売品の「ノッポン公認 昇り階段認定証」がもらえるとのことだ。
子供の頃に登った記憶があるがどれだけ苦労したかまでは覚えていない。
山に行く前に衰えた体力を東京タワーの階段で戻すというのも面白いかも?
 
というか東京出張が可能になったらやってみようかな・・・