Dynafit TLTビンディングのリコール | がんちゃんの雪山讃歌

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石川の山スキーヤーがんちゃんが登山、山スキーを中心とした日常生活や山への想いをつづります。
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山スキーヤーの間で今話題になっているのがDynafit TLTビンディングのリコールだ。

 

日本でDynafitの代理店となっているレグザムによると、

「2016/2017シーズン以前のDYNAFIT製ビンディングRADICALシリーズにおいて、ヒールピースの強度不足による破損の可能性が判明いたしました。」

ということだ。

 

DynafitのRADICALシリーズは恐らく山スキーヤーの間で最もメジャーで多く使われているビンディングであり、その分今回のリコールは大きな話題となっている。

 

確かに過去の山スキーの記録なんかでも「ヒールピースが壊れた」という報告は聞いたことがあったので”なるほど納得”というのが率直な感想だった。

 

自分が持っているスキーは7セットだが、内訳としては6セットがDynafit RADICALシリーズで、1セットがG3のIONだ。

RADICALシリーズ6セットのうち、今回のリコール対象となったのは不幸中の幸いで1セットのみだった。

 

先日の白山の帰りにチューンナップに出しているモンタナスポーツに立ち寄って該当のスキーを回収、そのままオクトスへハシゴして修理を依頼した。

 

左のBaltoroについているRadical Speedがダメなやつ。右のポンツーンのものはセーフだった。

 
自主回収対象のヒールピース。

 

モンタナスポーツは自宅と白山の通勤ルート(笑)の途中にあるので行き帰りに寄りやすくて、エッジの角度なんかも山スキー用に細かく設定してくれるのでありがたく使わせてもらっている。

 

オクトス金沢店も割と自宅から近くて品ぞろえも豊富だ。

石川県ではオクトスくらいしか山スキーを扱っている店がないので今回のようにスキーを持ち込んで修理してもらったり、実際にモノを見て購入するような場合には貴重な存在だと言える。

 

雪山におけるスキーやビンディングの不調は最悪命に関わる。

 

だが一方でいくら優秀な道具でも産みの苦しみというべきか、最初はどうしても不具合が生じたりする。

 

電化製品なら発売当初はファームウェアのバージョンアップが頻繁に発生する。

 

そういった意味ではDynafit、レグザムの今回のリコール対応は素晴らしいと思っているし、こういった対応の積み重ねにより今後更に製品のクオリティが向上することを願っている。

 

自主回収の期限は11月30日までとなっているので注意!