12/2 冬季立山ワンディ(雄山~山崎カール滑走) | がんちゃんの雪山讃歌

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石川の山スキーヤーがんちゃんが登山、山スキーを中心とした日常生活や山への想いをつづります。
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昨日はYSHR先生、大魔人さん、パク、カリスマ君、なにわ君と総勢6人で冬季立山へ行ってきた。

これまで11月、4月~6月の立山は何度か滑っているがいずれもバスを使った山行で自力で登って滑ったという達成感はなかった。

ようやく今回念願の冬季立山を滑ることができた。

 

夜中スタートも慣れているし、アルペンルートも滑ったことがあるので大体の山行の概要はイメージできている。

それだけに立山駅から雄山山頂をワンディで落とすことの難しさというのもかなりリアルに想像できてしまう。

60km弱の距離、累積標高差3000m弱というのはこれまで体験したことがない。

しかし、それなりに体力も付けたしモチベーションは問題ないはず。

何より今回は気心の知れた6人の仲間との山行であることに加えてこの時期には珍しい快晴予報ということで敗退する要素は見当たらない。

満点の星空に慰められながら…

 

6人でワイワイ歩けば寒さも寂しさも紛れる

 

剱岳のモルゲンロート

 

さあ室堂に到着。普通ならここがスタート地点なんだがもうゴールした気分。

 

室堂は遠かった。

分かっていたが、雪道をスキーで歩くととても長く感じた。

バスでも1時間近くかかるのだから当然と言えば当然だろう。

しかし、その苦労と引き換えに無人の室堂を見ることができた。

最近は海外からの観光客も多く、室堂やみくりが池周辺でもミニスカートやハイヒールといった格好の観光客を目にすることが多くなった。

今日の立山はそういう俗世間から一切隔離された、本当の立山の姿を見せてくれているのだ。

 

陽が当たって暖かくなってきた

 

一の越から槍ヶ岳を望む

 

今日は富士山や南アルプスまでバッチリ!

 

一の越は暖かかった。

一の越で風がないなんてことは経験したことがなかったが、今日はそういう日だった。

いつもなら地獄セットに身を包んでから突入するような場所だが、今回は逆に薄着に着替えた。

 

一の越からアイゼンを履いて雄山を目指す

 

岩と雪のMIXが楽しい

 

浄土山の富山大学小屋と遠くに我らが白山

 

雄山登頂!

 

大魔人さんに撮ってもらった。疲れたけど達成感MAX

 

室堂も遠かったが、そこからの雄山は更に遠かった。

バスで室堂まで来て雄山に登るとなるとあっという間で物足りないくらいだが、さすがに下から自分の脚で登ってここまで来ると思うように足が上がらない。試練だった。

だがここからはお楽しみタイム、滑走だ。

もちろんピークを獲るために来たわけだが、滑走のためでもある。

約2年ぶりの山崎カールを楽しもう!

 

YSHR先生と大魔人さんはピークからいく。

 

パクがいく

 

自分も

 

カリスマ君

 

大魔人さん

 

YSHR先生

 

なにわ君 with ポンツーン

 

山崎カールはモナカ気味だったが少しパウダーもあって楽しかった

 

さあ帰ろう!

 

美女平駅まで来ると雪は全くない。

 

そんなわけで、予定通り今回の立山はビッグデイ&大満足の山行となった。

しばらく立山はいいかな・・・と言いながら冬の白山には何度も行っているのでまた来ることになるかも。

 

詳細はヤマレコへ