山とコーヒー | がんちゃんの雪山讃歌

がんちゃんの雪山讃歌

石川の山スキーヤーがんちゃんが登山、山スキーを中心とした日常生活や山への想いをつづります。
ヤマレコもやってます。(HN:Sanchan33)

昨日も週次イベントとなっている東京出張へ行ってきた。

取引先の訪問帰りに新幹線の出発時刻まで時間があったので東京駅で喫茶店を探す。
東京は基本的にどこも人が多いので喫茶店も激混み、なかなか空席が見つからない。
居場所を探して駅中をフラフラ歩いているとグランスタの中に「5 CROSSTIES COFFEE」という店を発見。
どうやら改札の中と外の両方から利用できるという斬新な志向の店らしい。
少し値段は張るがハンドドリップのコーヒーを一杯注文、手作業なので少し時間がかかるとのことだったのでパソコンを開いて軽く仕事をこなす。
しばらくすると店員さんが淹れたてのコーヒーを運んできてくれた。
一口飲んでみると…うまい!
出張がてら色んな店や取引先のコーヒーを口にしているがなかなか感動するレベルの美味しいコーヒーに巡り合う機会は少ない。
しかしここのコーヒーは久しぶりに感動する味だった。
 
ハンドドリップのコーヒーを飲みながら。
 
元々コーヒーは大好きなので自宅では毎日ペーパードリップ、たまにサイフォンでコーヒーを淹れている。
特に山で飲むコーヒーは格別で、どんな豆でも、極端な話インスタントでも山の空気が味を高めてくれる。
先日の白山でも加賀禅定道の天池でコーヒーを飲んだ。肌寒い朝の空気に包まれながらいただくコーヒーはこの上ないご褒美だった。
 
天池を眺めながらククサでコーヒーをいただく
 
最近の山行では手抜きコーヒーが増えているが以前は厳冬期のマイナス20度でもミルで豆から粉にしてマジメに淹れていた。
日帰り速攻登山じゃなくて泊まりでマッタリという時は今でも豆から淹れることにしている。
 
厳冬期の北横岳にて、ちゃんと豆から淹れたコーヒー
 
テントで山に籠もって美味しいご飯(厳密には山では美味しいと感じられるご飯)とコーヒーを味わうのも至福の時間である。
最近は日帰り山行が多くなっているが、テントでのんびり景色を眺めながら贅沢な時間を過ごすのもやっぱり悪くない。
 
猫又山の山頂にて・・・雲上のテント泊。
 
涸沢名物のテント村
 
春になると気温も徐々に上がって暑い日が増えるのでアイスコーヒーが恋しくなってくる。
そんな時は残雪でアイスコーヒーを作ろう。
夏山の氷は貴重だが、春はそこら中に残雪が残っているのでこれを利用しない手はない。
 
マグカップに残雪をビッシリ詰める。
 
そこに熱々のコーヒーを淹れれば激ウマアイスコーヒーの出来上がり!
 
山スキーでひと滑りした後、テントからこんな絶景を眺めながら飲むコーヒーは言うまでもなく格別だ。