低山に登るべき季節 | がんちゃんの雪山讃歌

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石川の山スキーヤーがんちゃんが登山、山スキーを中心とした日常生活や山への想いをつづります。
ヤマレコもやってます。(HN:Sanchan33)

年間通して色々な山に登っているが、自分の中で悩ましいのは低山に登るべき季節である。

12月~6月にかけての7か月間は山スキー中心の山行となり、7月~8月は暑いのでアルプス等の高山中心の山行となる。

もちろん山スキーで低山に登って滑ることはあるが、無雪期の登山としては9月~11月の3か月間が低山に登る適期だと考えている。

ただし紅葉のことを考えると9月下旬から10月中旬はやはり白山やアルプスの紅葉時期になるため実質的に低山に登るチャンスというのは限られてくる。

個人的には森林限界を超えたいタイプなので更に低山に足が向く機会は少なくなる。

なら「そこまでしてなぜ低山に登る必要があるのか」という話になるわけだが、森林限界を超えても眺望が全く望めないようなガスガスの天気だったり、晩秋で標高が低い方が美しい紅葉を眺めることができるようなタイミングでは低山の方が楽しめるからだ。

それに加えて、100名山、200名山や300名山の中にも低山は当然含まれており、一度は登ってみたいと思っている山も多く存在している。

(ただし自分は100名山ハンターではないことを付け加えておく)

 

秋の尾白川渓谷~日向山へ(山梨)

 

秋の浅草岳と草紅葉(福島・新潟)

 

八ヶ岳山麓の飯盛山と富士山(長野)

 

低山でも展望台の山として眺望が素晴らしかったり、渓谷や紅葉が美しい山がたくさん存在する。

また、低山は名が通った高山とは異なり、地元の方に愛されている山が多いような気もする。

これからも山の楽しみ方の一つとして日本全国の低山を歩いてみたいと思う。