映画のエンディングのように | さんちゃん@れに推しと申します。

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※このブログは各種ネタバレがあります。要注意です。

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ここのところ毎日ブログを更新してる気がしますw

 

~最近のブログ記事~

ゴールデンウィークに行った場所~♪ その1 2016-05-04 22:52:01 
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ゴールデンウィークに行った場所~♪ その2 2016-05-05 23:21:02
http://ameblo.jp/sanchan-renioshi/entry-12157360498.html

 

 

映画「ちょんまげぷりん」を見ました。展開も面白いし最後も良かったです。こういう映画にはちゃんとエンディングがあっていいですね。ネタバレになりますが、こういう「願いはかなわなかったけど、別の方法でかなった」みたいな感動は好きです。でも、タイムスリップなんていうファンタジーを描く映画の世界ですら、これ以上の「再会」は要らなかったのだと考えると、ちょっと色々考えますね。これ以上があったら、たぶん「やりすぎ」になるんだろうなーーとか。(続編のために敢えて控えめにしているのかもしれませんけど。)

 

全然違いますがニュー・シネマ・パラダイス(ただし劇場公開版)のエンディングも好きです。

そういうテーマの映画ではありませんが誰かが自分のために何かをしてくれたということを知るのは最高に幸せだからです。もしトトがアルフレードに再会できてしまって居たら、あの感動的なエンディングは無かったと思います。

 

映画のエンディングはそういう絶妙なバランスの上に成り立っているんでしょうね。

 

映画や小説と違って人生にはこういうエンディングはありませんよね。例えばシンデレラは王子様と結婚していつまでも幸せに暮らしました…なんていう描写がありますが、我々の人生に於いてはそういうエンディングはなくて、ずっと普通の人生が続いていきます。もしエンディングがあるとしたら、死ぬ直前の最後に自分の人生を振り返って、ぎゅっと凝縮して「あーいい人生だったな」って思い出す、それがエンディングかなぁと。

 

この“ぎゅっと凝縮した部分”を掘り下げた星新一の短編小説「シンデレラ王妃の幸福な人生」は名作です。王子を射止めたシンデレラが、周囲の嫉妬や偏見と戦ったり、「舞踏会で一晩踊っただけの可愛い子と結婚しちゃうような王子」の浮気癖に苦労したり、我が子の王位継承権問題で色々画策したり、そうやって苦労するうちにいつしか性格の悪そうな老婦人になってしまったシンデレラは「あぁ…思い返してみればなんだかんだ言って幸せな人生だったな」って振り返る。そんな話です。

 

話を映画のエンディングに戻して、、、何かを完璧に成し遂げたことをエンディングとはせず、含みを持たせるというか、希望の兆しが見えたところをエンディングとする映画がたくさんありますよね。例えばある映画ではレミーがレストランを開業した所で終わるし、別の映画ではセスがジュールズとファンデーションを買いに行く所で終わるし、またある映画ではドラゴンフライを辞めた鬼塚龍平がサヤマさんとコンビを組んだところで終わるし、さらに別の映画ではBラビットが優勝したのに自分の仕事に戻る所でエンドロールが始まりますよね。(それぞれ何の映画かわかったらコメント欄にでも書いて下さいw)

 

なんか最近、そういう映画のエンディングに憧れるんですよね。

 

映画みたいに「こんな幸せなことがありました」とか「こんな幸せな予感がありました」とかいう余韻を残して、そのままフッと消えてしまいたくなる、というか。今の幸せな気分を残したまま時を止めてしまいたいというか。今の幸せな気持ちにずーーーっと浸って、映画のエンディングのように、夢のように笑顔のまま消えてしまえたら、いいなぁって。

でもこれは映画じゃなくて俺の人生だし、エンドロールが始まってフェードアウトしたりしてくれません。今がめっちゃ笑顔でも、明日は普通の一日が来ることでしょう。

でも誤解しないで下さい。とにかく今はとても幸せなんです。

れにちゃんを応援できて、れにちゃんからもモノノフが必要だと言ってくれて、生きてきた中で今がいちばん幸せです。

じゃあ何で映画のエンディングに憧れるんだろう、どういう心境なんだろう??傷ついたり寂しくなるのが嫌なのかなー。自分でも自分の心境がよくわかりません。

もしかしたら今が映画でいうならエンディングなのかもしれません。ひょっとしたら続編があるのかもしれません。それは誰にもわからないけど、シンデレラ王妃だってたった1行のエンディングに何十年もの人生を秘めていたわけで、そういう意味で、僕もこの幸せなエンディングがずーーっと続いて欲しいなって想ってます。

 

だから、れにちゃん、これからもずーっと、いつまでも応援させて下さい。