間接侵略は大学から始まるー留学生ビジネスの落とし穴: From 山岡鉄秀 | 護国夢想日記

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 日々夢みたいな日記を書きます。残念なのは大日本帝国が滅亡した後、後裔である日本国が未だに2等国に甘んじていることでそれを恥じない面々がメデアを賑わしていることです。日本人のDNAがない人達によって権力が握られていることが悔しいことです。

間接侵略は大学から始まるー留学生ビジネスの落とし穴: From 山岡鉄秀

 

日韓でモメる慰安婦問題は
仕組まれていた!?

なぜ、日本の主張は通らないのか。

なぜ、韓国は何を言っても聞かないのか。

 

そこには、韓国を利用して
日本にけしかける国の存在があった。。

慰安婦問題の真の狙いとは…

詳しくはこちら

 

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間接侵略は大学から始まる
‐留学生ビジネスの落とし穴-

From:山岡鉄秀

 

ダイレクト出版・パワーゲームメルマガ会員の皆さま
山岡鉄秀です。

 

中国公船による尖閣海域侵入が恒常化しています。

コロナで世界が弱っている間に
虎視眈々と領土拡張を狙っているのが明らかです。

 

そういう国の元首を国賓で
呼びたいというのですから、
日本の政治家も相当やられているのでしょう。
 

何をやられているか?
 

浸透工作、すなわち、間接侵略です。
中国が得意とするのは正規の戦争ではありません。

 

相手を油断させ、側面から攻撃し、
非軍事的手段で軍事的成果を目指す超限戦なのです。
 

そして、最も効率よく利用される手段のひとつが、
留学生ビジネスです。
 

オーストラリアには
それほど多くの大学はありませんが、
7校が世界トップ100位に入ると言われており、
なかなか優秀です。

 

アメリカと比べれば割安で、
治安が良いことから、
アジア太平洋圏の留学生に人気です。
 

私が留学した90年代前半は、
本来の大学の姿だったと思います。

 

留学生も少なく、華美さがなく、
学生も質素ないで立ちで、
コツコツと勉強に励むところでした。
 
それが今ではすっかり様変わりして、
キャンパスをアジア系留学生が
占拠したかのような雰囲気で、
煌びやかなビルの建設ラッシュです。

何があったのでしょうか?
 

大学はすっかり留学生ビジネスに
依存する金満体質になってしまったのです。

 

そして留学生ビジネスとは
チャイナマネー依存とほぼ同義語なのです。
 

最近、名門大学のひとつ、
クイーンズランド大学に関して
衝撃的なレポートがありました。
 

与党自由党のジェームズ・パターソン上院議員が
議会で、大学内の告発者から受け取った
機密文章を公開したのです。
 

そこには、実質的な大学経営トップである
ピーター・ホジ副総長が、
昨年の特別ボーナスとして20万ドル(約1400万円)を
受け取ったと書いてあったのですが、

 

その高額ボーナスの根拠のひとつが
中国との関係構築に大きく貢献したことだったのです。

 

文章によれば、ホジ副総長は2018年から
2019年にかけて中国を6回訪問しており、
その成果で中国からの留学生は増え続け、

 

2020年の第1セメスターには
全留学生の63%が中国人留学生になるだろうと
予想されていました。
 

特別ボーナスの考査には、
「留学生の出身国の多様化」なども
含まれていたのですが、完全に無視されています。
 

パターソン議員は、
中国からの留学生に極端に依存することの危険性について
警告しています。危険性は大きく分けてふたつあります。
 

まず、中国からの留学ビジネスは、
常に政治的な脅しの道具に使われることです。

 

現在オーストラリアは、
新型コロナウィルスに関して、
WHOから独立した調査を行う必要性を主張しており、
多くの国の賛同を得ていますが、
在豪中国大使から早速脅迫を受けました。
 

「中国の消費者はオーストラリアの
牛肉を食べたりワインを飲む必要はないと感じるだろう。

中国の親は、子供の留学先として
オーストラリアが相応しいか考え直すだろう」
 

実際、一党独裁国家である中国は、
留学生や観光客の流れを簡単に止めることができ、
それを政治的脅迫に使うことに何の躊躇もないのです。

 

これで過去、オーストラリアは何度も屈服してきました。
経済的な大打撃に耐えられないと判断したからです。
 

もうひとつの深刻なリスクは、
留学生そのものです。

 

彼らの多くはオーストラリアの永住権取得を
目指すのですが、それとは無関係に
中国共産党の指揮下に入ります。

 

そして、中国に都合の悪い発言をする個人や団体を監視し、
圧力をかける任務を負います。

 

中国の領土的主張を認めない大学教員は吊るし上げられ、
謝罪や辞職に追い込まれます。

 

つまり、大学は潤沢なチャイナマネーと引き換えに、
学問の府としての存立基盤である
思想や言論の自由を売り渡してしまったのです。

まさに、悪魔に魂を売る行為だと言えるでしょう。
 

さらに、留学生は外国の大学で得た知識、
特に理科系の先端技術を本国に還流させる義務を負います。

貴重な知的財産流出のリスクを負うことになります。
 

パターソン議員はさらに、
クイーンズランド大学がFBIがスパイ機関として
認定している孔子学院に過剰な権限を
与えていることにも警告しています。
 

このように、目先の金に目がくらむと、
いつの間にか大学が外国政府にとって
都合のよい浸透工作の先兵となってしまうのです。

 

日本は大丈夫でしょうか?

大丈夫なわけがないですね。
 

宮崎県えびの市には生徒の90%が
中国人留学生の高校が誕生しました。

校内では中国の国歌「義勇軍進行曲」を流すそうです。
 

山梨県では、今頃になって
孔子学院を開設した大学があります。
 

間接侵略はあらゆる分野を通して実行されます。
留学は特に重要な分野です。
 

特定の国、それも、一党独裁の国からの留学生に
極端に依存するのは国を亡ぼす行為なのです。
 

あなたの大学は大丈夫でしょうか?
 
 
参考記事
The Sydney Morning Herald
13 May 2020
“Liberal senator hits out at university China reliance, 
reveals whistleblower documents”
By Fergus Hunter

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<著者紹介>
山岡 鉄秀

 

2014年4月豪州ストラスフィールド市で
中韓反日団体が仕掛ける
慰安婦像公有地設置計画に遭遇。

 

シドニー を中心とする在豪邦人の有志と共に
AJCN(オーストラリア・ジャパン・
コミュニティ・ネットワーク)を結成し代表に就く。

 

在留邦人とオーストラリア人協力者を取りまとめ、
一致団結のワンチームにて2015年8月阻止に成功。

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