「日本は教育水準が高い」
そんな話は聞いたことが
あると思います。
では一体どれほど高いのか…?
それは外国の書物を
「本場の人よりも」
読みこなせるレベルです…笑
渡部昇一先生は
著書でこのように語っています。
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また、今日でさえも、
中国からの留学生が日本に来て初めて
『論語』が分かった、
そのことが留学の成果の一つだと
自慢しているという話を確かな筋から
聞いたことがあります。
それは『論語』ひとつをとってみても、
わが国ではまったくごまかしなく
読める方法が伝統的に
確立しているからなのです。
渡部昇一著
『学問こそが教養である』育鵬社
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日本人は昔から、
たとえ外国の書物であっても
「ごまかしなく理解する」
ということを徹底していたんですね。
この点について渡部先生は
こうも語ります。
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日本では、欽明天皇の頃以来、
大陸の文物が入りましたが、
それ以来外国語といえば読むことを
中心にやってまいりました。
特に、戦乱がおさまった江戸時代には
ものすごいレベルに達し、
漢学自体においても本場、
つまり当時の清朝を越える業績が
どんどん出てくるわけです。
その伝統を受け継いでいるので、
明治になっても漱石や鴎外、
特に漱石などは、当時として
シナを含めても一流の漢詩人
と言われるほどの漢詩をつくれたのです。
その漢学の力があったからこそ、
漱石は英文学においても
的確なる読解力を持ち、
鴎外もドイツ語においては
抜群の解釈力を持っていたわけです。
(同書)
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日本を貶めたい人は
「日本は中国から
伝わった漢字を使っている」
とか
「日本は中国文化圏の1つに過ぎない」
とか言うこともありますが、
「当時の清朝を越える業績」
が日本にあるわけですから、
そんな気後れせずとも
堂々としていていいわけです。
さらに渡部先生はこう続けます。
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こういった国が他にあるでしょうか。
この文化的底力こそ、
日本のみが唯一、
有色人種の国として
自力で近代化することができた
原動力だったと言ってもよいでしょう。
その成功を目の当たりにして、
ようやう第二次大戦後になって、
あたふたとアジア・アフリカの国々が
日本の真似をして優秀な人を
欧米に留学させ近代化に努めているわけですが、
真の意味で有色人種で
近代化に成功した国といえば、
日本を除くと、(日本の統治下にあった)
台湾と韓国ぐらいのものではないでしょうか。
(同書)
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日本が有色人種の国で最も早く先進国になれたのは
間違いなく、高い教養があったからです。
しかし、戦後はどうでしょうか?
たとえば私たちは
戦前使われていた
漢字は読めなくなりました。
たとえばこちらの画像は
戦前に使われていた字ですが、
読めない漢字、結構ありますよね?
これはGHQが「国語改革」といって
日本人が使う字を変えたからです。
これによって私たちは
戦前の日本人のことを知るのが
難しくなりました。
戦前の日本人には当たり前だった教養が
引き継がれなくなったのです。
しかし、戦後の日本人から教養が
なくなっていってしまったのは
「国語改革」だけではありません。
日本人は無自覚ですが
実はこんなこともやられていました…
>詳しくはこちら
(記事の中盤に詳細を記載しています)
ーライズ・アップ・ジャパン事務局 小川友希
PS
なぜ日本人は外国の書物も
「ごまかしなく理解する」
ことに熱心だったのか?
それは実は聖徳太子以来、
日本人のDNAに刷り込まれた
伝統だったんです…
今回ご案内している講座の
第1章では聖徳太子を取り上げていますが、
今日までにお申込みいただければ
いますぐにその答えを
知っていただけます。
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