「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)10月10日(火曜日)
通巻第5468号
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総選挙、きょう公示。自民辛勝の展開か
小池新党への期待が急速に稀薄化
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政治評論家の加藤清隆氏の予測。
「テレビにしょっちゅう出ている『利口な』政治評論家は決して選挙予想などはしません。もし外れた時の打撃が大きいからです。
しかし当メルマガにこれだけ投稿して予想しなければ、それこそ「逃げた」と非難されることは必定なので、敢えて『火中の栗』を拾うおうと思います。
これまで大雑把な見通しは示していますが、今回は知人の高橋洋一氏の予想を参考にさせてもらいます。
同氏は一般的には財務省出身の経済評論家として名高いのですが、米国で計量政治学を学ばれた専門家でもあります。
その高橋氏の予想は5議席ごとの丸い数字で、自民260、公明35、維新25、希望80、共産25、立憲民主党15ーです。
私の予想は、自民は最悪の場合30減ですから257。20減程度で済む場合もあると見ていますので、そうなると267。これに対し、希望については、高橋氏の80に対し私は75と見ています。
そうすると、自民が20減程度ならば、公明と合わせて300の大台乗せもある、というのが前回の私の見方でした。
希望については、小池百合子代表が出馬しないことで、同党に対する期待は大きく失速しました。
このまま下降を続ければ、場合によっては70を割り込むことも考えられます。その分自民に上乗せされます。
少なくとも週刊文春の自民214などは、まず「安倍政権退陣ありき」という結論が先にあり、これに合わせ自民党がどれだけ減るかという数字合わせをしているだけですから、とても選挙予想とは言えません」
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