奥山篤信 アメリカ映画『ラッシュ/プライドと友情RUSH』2013 | 護国夢想日記

護国夢想日記

 日々夢みたいな日記を書きます。残念なのは大日本帝国が滅亡した後、後裔である日本国が未だに2等国に甘んじていることでそれを恥じない面々がメデアを賑わしていることです。日本人のDNAがない人達によって権力が握られていることが悔しいことです。






◎奥山篤信 アメリカ映画『ラッシュ/プライドと友情RUSH』2013

―――――――――――――――――

(1)筋書き(YAHOO映画より)

F1レーサー、ニキ・ラウダとジェームス・ハントが壮絶なタイトル争いを繰り広げたドラマを映画化。事故で大けがを負いながらもシーズン中に復帰したラウダと、性格もドライビングスタイルも正反対なハントの死闘とライバル関係を、臨場感あふれるレースシーンと共に描く。監督は、『ビューティフル・マインド』などの名匠ロン・ハワード。陽気なハントをクリス・ヘムズワース、冷静沈着なラウダをダニエル・ブリュールが演じる。



(2)二人のプロフィル

ジェームス・サイモン・ウォリス・ハント(James Simon Wallis Hunt、1947年8月29日 - 1993年6月15日)は、イギリス出身の元レーサー。1976年にF1のシリーズチャンピオンを獲得した色を好む古典的なプレイボーイ・レーサーで、私生活の放埓(ほうらつ)な話題には事欠かない。


F1現役時代、ハントと一夜を過ごしその内容を報告するという依頼をゴシップ紙から受けた女が、その「取材」に対し、「彼は大したこと無かったわ。」と答えた。別のマスコミがこの件についてハントにコメントを取りに行ったところ、ハントは「別に気にするようなことじゃない。大したことないのはお互い様さ。」と返したというエピソードがある。



アンドレアス・ニコラウス・“ニキ”・ラウダ(Andreas Nikolaus "Niki" Lauda, 1949年2月22日 - )は、元レーシングドライバー。オーストリアのウィーン出身。元F1ドライバー、1975年、1977年、1984年のF1チャンピオン。「スーパーラット」、「不死鳥」の異名を持ち、その走りはコンピューターと云われた。


1976年のニュルブルクリンクでの大事故では、病院では助かる見込みが少ないと思われ、牧師を呼んで臨終の儀式まで行われていた。ラウダは「冗談じゃない、死んでたまるか」と妻の呼びかけで薄れる意識を保とうとした。また、最終戦で自らマシンを降りた際には、メカニックに「また死に損なうのは御免だ」と告げたという。



(3)お馴染みの太郎と花子の感想会話



太郎:同志社大学神学部中退 元過激派 粗大ゴミ

花子:早稲田大学政治経済学部 フランス・ソルボンヌ大学卒 現在仏系化粧品会社



太郎:嗚呼この映画良かった。流石ロン・ハワードや。目を釘付けにする場面転回のうまさには舌をまいたぜ!やはり娯楽にしろ名監督は名監督や



花子:期待以上に良かったこの映画、男の友情を二人の全く性格の異なる人物が実話に基いて描かれているのよね。



太郎:大体自動車レースなんぞ車の性能アップに多少役立つかもしれんが、本来の人間社会の価値などなんもつくっとらんのや。しかも死の危険性が20%あるんやからめちゃくちゃや。神の世界から見ると人間の反逆の娯楽と商業性や!アンチ・クリストの世界や



花子:でもいくらどーしよーもない命知らずの男たちにしろ、それぞれ魅力があるのよねえ。絶えず死ぬことと隣り合わせの人間って逆に生命を謳歌するの!社会のため、人のためにならない死だけど、男の行き着く理想像ってこういうものなんだわ!



太郎:そや!大義があるかないにしろ死を賭している男たちの美しさってないんや。今の世の中生命至上主義絶対主義で男がびくびく生命維持装置みたいな現世で女の腐ったように生きていることを思えばほんまに素晴らしい人生や!わしも若い時ゲバ棒もって命がけで警官隊と戦ったんやで!



花子:スケールが小さすぎる!そらハントってのは映画にそっくりさんが出てくるけど女はイチコロってのが分かるわ!もててもてて刹那的夜を快楽主義で徹底的に遊びまくる!



太郎:へええ 花子さんもあんなのに口説かれたらイチコロかいな?ラウダのほうが知的じゃないの!冷静沈着で全く逆タイプ



花子:勿論ラウダも魅力あるわよ!オーストリアの名門家庭に育っただけあって!そしてなんか成金的でないクールさが素晴らしい。それにあの奇跡のカムバックには感動させられるわ。花子泣いちゃった!



太郎:ハントは妻をリチャード・バートンに寝取られて!ほんま派手に遊びまくる!そんな団十郎のスケールとはちゃいますわ!



花子:それにしても二人の子供っぽい喧嘩(いつもハントがけしかけているのだけど)それが段々ホンモノの男の友情になっていく。敵同士だけど思いやりなどが進化していく姿をハワード監督素晴らしい描き方だわ。



太郎:あれほど妻に残酷に<幸せは僕の敵だ>とハネムーンで投げかけ、妻の悲しそうな顔、しかしあの富士山のレースで突如妻の顔が浮かび早々とリスクを回避して棄権してしまうラウダの姿



花子:ハントが途中で故障して絶体絶命になったが、棄権したラウダが年間優勝をほぼ確実にした。でもハントはあきらめない。パンクを修理して周囲があきらめろ生きて帰れというのに振り切ってメチャクチャリスクの運転で三位に入り逆転優勝した。



太郎:そら勝ち気のラウダもしゃくだっただろうが、そこに男のなんともいえない友情があるんや。それがこぼれ出る男の世界はしびれるぜ



花子:話変わるけどレースの車の轟って素晴らしい音だわね。これだけで人間の感性を痺れさせる魔法のような力があるのね!この映画のサントラは音楽じゃなしにこのブーンブンブンが全てね!



太郎:女を口説くのは実はあの音なんやあ!あの音は子宮に共鳴するらしいぜ!



花子:また出た エッチ!太郎



太郎:日本でのレースがこんな歴史的意味をもっていたとは当時サラリーマンのペイペイのワシは記憶なしや!



花子:ところで男ってやっぱり戦争やら命がけで戦っているときが本当の男の生き甲斐かなとふと思ったわ。とくに女々しい男ばっかりの責任回避、ぐだぐだ言い訳だけの男の現状みたら、ほんま素晴らしい二人だわ。



太郎:わしも今若かったらゲバ棒でなく自衛隊かレーサーになってるわ!



花子:太郎さんは快楽主義だから自衛隊は無理よ!でも運動神経もなさそうだし!結局はサラリーマンしかなかったんじゃない!



太郎:こらっ

ーーーーーーーー








東長崎機関