自民党内は「6項目遵守」を決議――TPP、公約違反か交渉離脱か(2/2) | 護国夢想日記

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自民党内は「6項目遵守」を決議――TPP、公約違反か交渉離脱か(2/2)

週間金曜日:4月3日(水)18時24分配信


――六項目が遵守されなければ交渉脱退を辞さないものとするのか。

自民党議員 その通り。

――「死活的利益(聖域)=六項目」という理解でいいわけですね。

自民党議員 「(重要五品目)等、(国民皆保険制度)など」と書いてあるわけですから。

 この回答はきわめて重要だ。決議の最後の「聖域(死活的利益)」には、関税関連の「農産物重要五品目」と「国民皆保険制度」以外の四項目(工業製品・食の安全安心・ISD条項・政府調達)は明示されていないが、「農林水産分野の重要五品目等」の「等」と、「国民皆保険制度などの聖域(死活的利益)の確保」の「など」に含まれるというのだ。

 ただし「聖域(死活的利益)=六項目」と報じたマスコミは皆無。そこで、この決議を正式決定した翌日の「外交・経済連携本部」の総会後、衛藤征士郎・外交・経済連携本部長に再確認をした。

――「六項目すべてが公約であり、それが守られない限りは脱退を辞さない」という理解でよろしいですか。安倍首相は「正確には関税だけが公約だ」と答弁しましたが。

衛藤氏 二月二七日に「TPP交渉参加に関する基本方針(決議)」を決議して総理にお持ちした。それには後の五項目が入っています。

――「ISD」も「食の安全」も。

衛藤氏 ちゃんと入っています。

――その六項目が遵守されない限り、「脱退」「批准しない」という理解でいいわけですね。

衛藤氏 当然、私どもの申込(決議)はそういうことです。

 党との折衝を受けて安倍首相は三月一五日の参加表明で「私たちは国民との約束は必ず守ります」「(関税以外の)その他の五つの判断基準についても交渉の中でしっかり守っていく決意」と強調した。

 米国が六項目すべてを認めるとは考えられないが、それでも非常に高いハードルを設定した安倍首相。


 普天間基地の県外移設が実現できずに辞任した鳩山元首相と同じ状況に陥る可能性はあるだろう。

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