慎吾の時事通信:平成二十四年十二月総選挙の歴史的意義 | 護国夢想日記

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 日々夢みたいな日記を書きます。残念なのは大日本帝国が滅亡した後、後裔である日本国が未だに2等国に甘んじていることでそれを恥じない面々がメデアを賑わしていることです。日本人のDNAがない人達によって権力が握られていることが悔しいことです。

平成二十四年十二月総選挙の歴史的意義
No.800 平成24年12月 3日(月)

 


 今、日本人、日本民族の血に根ざす本来の姿が岩盤のように顕れ始めている。
 

 しかし、時は未明でまだ薄暗く、岩盤の上には、薄い膜のようになったとはいえ、まだ、戦後という水が敷きつめられたように覆っている。それ故、人はまだ民族の顕れ始めた岩盤をしらない。
 

 そして、戦後という薄くなった膜は、この度の選挙で破られるのを待っている。
 

 卵の殻が破れ民族生命が姿を顕すのはもうすぐだ。

(一)
 神武天皇のご即位の時とほぼ同じ頃、遙か西の地中海に北から突き出た半島の川の畔に、狼の乳で育った兄弟、ラムルスとロムルスによってローマという都市国家が建設された。
 


 そのローマで生まれたプルターク英雄伝の中に、
「羊に率いられた狼の群れ」と「狼に率いられた羊の群れ」が相闘えばどちらが勝つかという問いかけがある。
 答えは、「狼に率いられた羊の群れ」が勝つ。
 
 国家の建設と国家の存続つまりサバイバルは、この原則によって成就する。

(二)
 ところで、ある西洋人が言った。
「二十世紀は勇敢な戦士であった日本人が卑しい商人になり、
卑しい商人であったユダヤ人が勇敢な戦士になった世紀である」と。
 


 確かに、非西洋世界の民族として、日本民族は孤軍奮闘して自力で明治維新を成し遂げ、二十世紀に入って国家の存続のために日露戦争を闘い、人種差別撤廃と東亜の独立を掲げて大東亜戦争を闘った勇敢な戦士であった。
 


 しかし、昭和二十年(一九四五年)の敗戦によって、
自らの安全と生存を「平和を愛する諸国民の公正と信義」に委ねることになった(日本国憲法)。
 


 従って、あの西洋人が語った事に反論のしようがなくなった。
 彼がたとえた「勇敢な戦士」と「卑屈な商人」を、ローマ人が使った言葉に置き換えれば、「狼」と「羊」であろう。
 


 つまり、戦後日本人は「羊」になることを奨励されたのだ。
 ところが、我が国を取り巻く内外の情勢はまことに厳しく、もはや、「卑屈な商人」や「羊」では、国家を存続させることができなくなっている。
 


 それを如実に我が国に教えてくれているのが、
中共の「尖閣侵攻作戦実施」であり、
北朝鮮の日本人拉致であり、
この十二月中にも発射される北朝鮮のミサイルである。
 
 従って、我が国は、国家と民族の生存即ちサバイバルの為に、今こそ、本来の姿を取り戻さなければならないのだ。

(三)
 そこで、この歴史的な時代の嵐のもとで行われるこの度の総選挙の目的は何か。
 

 それは、国家を押しつぶそうとするこの危機を克服する為に、
 政界に一刻も速く
 「狼に率いられた集団」
 を造ることなのだ。
 


 それを早急に造らなければ国が亡ぶ。
 では、その「狼」とは誰か。
 それは、石原慎太郎と平沼赳夫だ。

 一昨日発売された雑誌「正論」一月号で、石原慎太郎は、新党を結成して再び政界に挑む動機を、
「死に場所を探している」
 と答えている。
 


 そして、
「自らを破滅の隷属に導きかねぬ現憲法という手枷を自ら外して捨てる決心をしなくてはならぬ秋がきているのです」
 と述べている。
 


  即ち、日本維新の会代表の石原慎太郎は、日本人の本来の姿をゆがめて「卑しい商人」や「羊」にしている日本国憲法は占領軍が押しつけたものであり無効であるから廃棄すると宣言しているのだ。
 


 その上で、石原代表は、この度の総選挙で、日本維新の会を率いて打って出る。
 これが、我が国政界に
 「狼に率いられた集団」
 を造るということなのだ。
 
 これが、この度の総選挙の歴史的意義である。
 これが、即ち、戦後からの脱却であり、
 具体的には、
 尖閣を断固として防衛し、


 北朝鮮に拉致された日本国民を救出すること、
即ち、
神武建国以来続いてきた誇りある独立自尊の日本の再興である。
 そして、私も、「死に場所を探している者」として、国家の再興のため、この「狼に率いられた集団」を政界に造る作業に参加する。

 諸兄姉、我々のいう大義とは、これなのです。
 だから、我を捨てることができるのです。
 どうか我々とともに闘ってください。
 誇りある祖国日本の為に。

(十二月十六日まで、本通信に書き込みませんが、私たちの思いは、日に日に、全国津々浦々の同志に通じていくと信じています)

西村真悟事務所



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