民主政府が執拗に日本人を困らせる理由ーヴェノナ文書 | 護国夢想日記

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 日々夢みたいな日記を書きます。残念なのは大日本帝国が滅亡した後、後裔である日本国が未だに2等国に甘んじていることでそれを恥じない面々がメデアを賑わしていることです。日本人のDNAがない人達によって権力が握られていることが悔しいことです。

 民主政府が執拗に日本人を困らせる理由ーヴェノナ文書

 どうして次から次へと民主党は、日本と日本人を困らせることを持ち出すのか。TPP加入、増税問題、年金受給年齢引き上げ、韓国への財政援助、韓国の従軍慰安婦の基金創設、人権侵害救済法案など次々と性懲りもなく出してくる。

 答えは、民主党の議員の中に、多くの共産主義の信奉者がいるからである。我々は、ソ連が滅びて共産主義は、20世紀で滅びたと油断していたが、実は中国共産党は、しぶとく生き残りそして日本の共産主義化を工作しているのである。
 
 日本の共産主義者は、彼らの同志であり、中国共産党に奉仕することを生き甲斐としている。

 日本の共産主義者は、学生時代に影響を受け共鳴して学生運動を経験した物が多い。卒業後彼らは、密かに思想を隠して日本の官僚組織、政治組織、組合組織の中に潜み、静かに機会を伺っていた。日本では、スパイ防止法や売国防止法がなかったので彼らを一掃することが出来なかった。

 アメリカの場合は、戦後になって政府組織などにに潜む共産党員や親派がソ連のために協力して米国の秘密政策、外交情報や原爆やジエット戦闘機などの秘密兵器の技術をソ連に提供した組織や個人をFBIの苦労の捜査によって裁判により其の一部を一掃することが出来た。

 また、マッカーシー旋風によって議会で告発して証言を求める事が出来た。
 
 アメリカでは、1943年から「ヴェノナ作戦」により米国駐在のGRUやKGBのソ連情報部が米国からソ連に通信した厖大な暗号通信記録を保存していた。そして解読不可能と言われたソ連の暗号を解いてきたが、その結果をソ連に知られたくないため裁判に証拠として用いなかった。


 そして、冷戦に勝利した米国政府がその「ヴェノナ文書」を1995年になってやっと米国民に公開したのである。不思議な事にその「ヴェノナ」に関する著書がアメリカで4冊出版されたが、日本では訳著が出版されなかった。
 
  
 しかし、やっと2010年に中西輝政氏の監訳によりPHP研究所により出版された。

 これを読むと、アメリカ占領軍の組織の中に沢山の共産主義者が混じっていた事が想像できる。そして彼らは、憲法、教育、産業、農業、政治、思想などの日本の制度のあらゆる分野で社会主義に移行しやすいように改造して引き上げたのである。

 其の成果が今の民主党政府に表れているのである。彼らは、いつも身分を隠し組織の中に潜み、革命を目指して長い地下生活をしてきたため彼らに品格が感じられないのは、私だけではないであろう。