『海面水平式感圧測定器』につきましては,1993年12月にその開発が発表されたようなのですが,その後一切の進展を見ていないようです。つまり,「未だ何の建設も着工していない」状態のまま,30年近くの歳月が経過している計算になります。
もともと,『海面水平式感圧測定器』は,平安時代の堺港における魚の水揚げ高を測定する目的で開発の方向性が決定された経緯がある,との情報を得ています。つまり,現在の港の海面をスキャンすることにより,各時代ごとの魚の水揚げ高が,ほぼ間違いのない数値として測定されることが可能になるなどという,まことしやかなうわさがあったらしいのです。
表1は,開発中(β版)の『海面水平式感圧測定器』を用いて,実際に港の平安時代の魚の水揚げ高を割り出したものであり,図1は,そのデータをグラフ化したものです。当時の魚をめぐる食生活が浮き彫りになっており,鰤・鯛などの南方系の魚類が珍重されていたことが,はっきり見て取れます。
注)ただし,表1,図1,ともに消失。
当時,この画気的な『海面水平式感圧測定器』のβ版を開発設計したと思われる,高知県南国市在住の元夫は,終始にこやかな顔つきで次のように語ったった可能性があります。
「かんにんしてや」
「かんにんしてや」は,元々,永田カツコさん(「鴨ネギ音頭」と「人生手おくれよ」で夙に著名)と佐川満男さんによって歌唱されましたが,元歌は残念ながら見つかりませんでした。
元夫は,この『海面水平式感圧測定器』を開発するために,血のにじむような努力は全くせず,また,そのために昼夜睡眠時間を削ってまで研究開発に勤しんだ,ということは全くなかったと申します。
つまり,ものの30時間程度で開発に成功(?)したわけで,元夫の天才振りを彷彿させると,当時は盛んに喧伝されたと言う情報を得たかどうかについては疑問の余地を残しておます。
【なんば千日前】
きみにはほんまにえらい迷惑かけた。ごっついおことになったるさかいに……。ごめんな,かんにんしてや。
あなた,何をいうの。楽しく飲みたいから……,ねえ,よしましょう!
[間奏] C#m F#m B7 Ab7 C#m F#m Ab7 C#m
以上のように,元夫は,元妻に対して,数十年ぶりに謝罪を行った形跡がありますが,元妻からは「楽しく飲みたいので,よしましょう」とやんわり&あっさり拒否された可能性があります。なるほどほど……。