サードアルバム"51 years later from Apollo 17"は本日発売です! | Sancantion【喰(SHOKU)レーベル】アルバムリリース情報!
喰レーベルからの第3弾のリリースとなる,Sancantionのサードアルバムが本日(正確には昨日)リリースされました。アルバムタイトルは,"51 years later from Apollo 17"。

このタイトルの示す通り,アポロ17号が月面に降り立ってから51年後の2023年の12月,長崎県のとあるホテルに宿泊したときの『体験』の如きものから生成された様々な差異をもとに,5曲の楽曲は構成されたと言われております。

というのも,5曲中の少なくとも4曲は,互いが互いをそれぞれ,変奏・反復する関係にあり,そのテーマは,アポロ17から51年後だけに留まらず,秋茄子や梅,及び,蒸気によるEspressoを経て,最終的にはサイの分散状態へと向かうが,最後はやはり5曲目の「セミの夜」に落ち着く,というような壮大な構成になっているようです。



とはいえ,実際にはアポロ17号が月面に降り立ったのは1972年の12月であって,月面に季節が存在するかは存じませんが,少なくとも,この時期の地球の北半球の大部分は冬期に当たっておりますので,この時期にセミが夜に鳴いていることなど到底あり得ぬことでございます。

あり得ぬことをあり得ることにしてしまうのも音楽の特性の一つと考えるならば,そもそも音楽とは生まれながらにして,シュル・レアリスムの側面を含有しておると言えましょうか。よって,現在寒々とした気候が続いておるなか,唐突に夜,セミが鳴き始めるなどということも,音楽の世界においては,『有り』としてもよいなどと,勝手ながら考えている次第でございます。


Sancantion's third Album (Alternative Music) "51 years later from Apollo 17" Now On Sale
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ちなみに,Sancantionのファーストアルバム"a night at the cicada"については,こちらをご参照ください。
また,セカンドアルバム"rhinoceros & repetition"については,こちらをご参照ください。