先週のクローズアップ現代+、録画してしっかりと観ました。
冒頭からコーギーのDM(変性性脊髄症)についてクローズアップされていました。
その内容にショックで言葉を失いました。
CMの影響(おそらくこのCMhttps://youtu.be/UnuWzlOTR-0)で人気犬種となり、人間が乱繁殖させたため遺伝子異常が広がり、DMの子が増えてしまったなんて………。
コギたちに謝っても謝りきれない。謝っても許されることじゃない。
今DMと闘っているあの子、闘病の末虹の橋へと旅立ったあの子たちだって、ひょっとしたらDMなんか発症せず、健やかに一生を過ごせたかもしれない………。
辛い………。
くるみから沢山のものをわたしはもらっているのに、わたしと同種の「人間」は、くるみの先輩や親族、仲間たちになんて仕打ちをしていたのか………。
コーギーだけではない。“人気犬種”のわんこたちを『品物』のように扱い、楽をして金を手に入れようとしている悪質な虐待者たち(ブリーダーとは呼びたくない‼︎)
恥ずかしい。情けない。
しかし一方で、本当にその犬種を………家族であるその子を愛し、繁殖されてる方々もいらっしゃる。生まれた子犬を、家族として一生大事にしてくれそうな家庭かどうかを何度もお会いして判断するそうで、もちろん断ることもあるそうです。
これが当たり前の筈なのに、素晴らしいと感じてしまうのは、わたしも、愚かで残虐的な部分がある「人間」という生き物の一人だからでしょうか。ならば、そんな自分と一生闘っていきたい………。そんな自分を打ち負かしたい、と思います。
でも………何かがひっかかります。
先日、志村動物園を久しぶりにみました。今人気のタレント、ぺこ＆りゅうちぇるが保護犬についてリポートしたりお世話したり。ゴールデンタイムの番組で取り上げてくれるようになりました。
この番組のコーナーの一つ、森泉さんが保護犬と暮らす団体さんの所へ行き、わんこのためにアジリティーを作る『泉組』も大好きなんですけどね。今回のは保護センターや愛護センターにも行くので保護犬の実情がわかりますね。この二つのコーナーは家族がテレビを観る時間帯で発信してますからかなり大きな力になります。
また、人気ミュージシャンSEKAI NO OWARIが殺処分ゼロプロジェクト・ブレーメン(https://bremen-project.net/mob/index.php?site=bp&ima=5138)を立ち上げ、チャリティーソングも製作。メジャーアーティストの彼らの発信は大きな力になりますね(彼らの楽曲も彼らそのものもわたしの好みとは違うけれど………笑)。
で、行政は？
………これです。いつもそこにいきつきひっかかります。いつも一般の方々や芸能人………。国は⁈って毎回思います。
なんだか、ヘンテコというかアベコベというか………。
正直、法律が動かないといつまでも「法に触れるようなことはやってない」と、虐待者たちはのさばります。
議員さん方。あなた方は日々の暮らしに忙しいわたしたち国民の代表として国会を開き、出席し、様々な事柄について話し合い決定し実行している。それは海外の公務も同じ。
いつしか誰かがあなた方の事を「先生」と呼び始め、あなた方もまんざらではない顔つきや態度になってきた。
でもさ。わたしたちは税金であなた方の給料を払ってるし、もっといえばあなた方は同じ国民で、わたしたちの代表ってだけですよ。
わたしたちがあなた方を選ばなければ選挙後無職になるという、わたしたちとなんらかわらない、偉い存在ではないんです。
今、殺処分や動物虐待は、命の重さを後世に伝えていくにあたってかなり重大な問題ですよ。
人間に対しての残虐な犯罪が増えたのも、動物の命に対しての考え方が影響しています。わたしは50代ですが、わたしが小学生の頃ホラー映画だけで展開されていた残虐な行為や犯罪が、今は日常的に行われています。なんだか当たり前にさえなってきています。
人間への虐待は重い罪になり、死刑執行は躊躇するのに動物への殺処分や虐待は見過ごすんですか？
議員さん方、行政の方々、
仕事して下さい。
一人でも多くの方が賛同してくれますように。