製作年: 2002年
製作国: アメリカ
収録時間: 113分
出演者: ウディ・アレン ティア・レオーニ トリート・ウィリアムズ マーク・ライデル
監督: ウディ・アレン
<ストーリー>
<おすすめ理由>
いやー、おもしろかった!というよりも引きずりこまれた
独特のユーモアに完全にやられたという感じ!
落ちこぼれの役が妙にハマっているウディアレン!
最高の演技でいちいち笑ってしまうのは仕方ないであろう!!
セリフのテンポ!オドオドしている演技!分かりやすいストーリー!
全てにおいてツボツボをついてくれる最高傑作だ!!!
ストレスで目が見えなくなった・・・・というストーリは
文字だけ捉えると感動や切なさや中には座頭市を思い浮かべるかと
思うが、この映画は訪れる不幸を全て笑いで吹っ飛ばしてくれるところがいい!
やはり個人的に面白いのはウディアレンのマイペースさと喋り方だ!
ロレツがまわってない感じなのに早口でまくし立て、
そのくせ感情的で、ああ言えばこう言う体質がまたいい!!!
とくに元奥さんとレストランで映画作りの打ち合わせをする予定が
なぜか個人的な感情に走り、ケンカしてしまうシーンは、腹を抱えて笑ってしまった!!
この映画はタイトルからも分かるとおり、映画興業には金が絡むのは確かだが、
そのせいで映画を作る本質やハリウッド的センスは、いかがなものか?
というアンチハリウッド臭さが窺える作品になっている。
目が見えないというのは、実は普段から見えている人が見えないものを
見ているのではないか?と思わせてくれた!
心の通いや普段見過ごしている自然や素敵な恋人が自分の目で見られる
というのは、実は凄く素晴らしいことなんだなとつくづく納得した!
特にウディアレンが目が見えるということに感動を覚えるシーンは必見!
セットで目が見えない監督がドタバタを繰り返し、周りに気づかれないように
見える振りをするアレンに感動と面白さをたっぷり堪能する事をお勧めします!
<好きなシーン>
・元奥さんとレストランでビジネスの話をするシーン(抱腹絶倒)
・女優が監督を楽屋で誘おうとするシーン!(ソファーに注目!)
・映画の経営者でもあり恋敵の相手と映画の出来具合を話すシーン!(面白すぎ)
・息子と久しぶりに昔話をするシーン!(息子の名前に爆笑)
・目が見えるようになって喜ぶシーン!(子供のようにはしゃいでます)
・ラストのアンチハリウッドっぽいストーリーに注目!
ウディアレン作品を観た人も観たことない人もハマこと間違いなしの
究極のコメディ作品を是非おすすめします!