こんにちは。
自閉症スペクトラムと診断された、真ん中ちゃんの成長を中心に、上の子下の子と親の五人の日々を書いています。
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★10月のブログです★
とある日。
「真ん中ちゃんが怖いと言ってます。お迎えいいですか?」
と、TELがきました。天気はいいのに、小雨がパラついているようです。
「わかりました。五分後に行きます。」
伝えてTELを切りました。
朝は少し曇ったり晴れたりしていたので、登校前に真ん中ちゃんが時々空を見上げていました。
「真ん中ちゃん。曇ってても明るいから、少しでも頑張ってみようか? 行ける?」
真ん中「………。わかった。」
私「すごいね。」
明るい曇では少しでも挑戦すると決めています。それでも
「やっぱり無理…」
と、戻る日もありますが、今日は前向きに頑張ると思ったようです。
私「怖くなったら先生に言うんだよ
」
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
そんな会話で、学校の玄関で別れていたのです。
"よく頑張ったな…"
そんな事を思いながら学校に着くと、真ん中ちゃんが車に走ってきました。
車に乗り込んだ真ん中ちゃんは泣いていました。
「どうした?!」
珍しく、かなり泣いています。
すると先生が
「他の学年の子たちに騒がれたので、怖かったかもしれません。」
そう言われたので
「そうなんだ。帰って話を聞いておきますね。」
そう言って、帰りました。
真ん中ちゃんは、全然泣き止みません。30分は泣いていました。
少し落ち着いてきたので話を聞くと
「怖いって何回も言ったのに、先生達はTELしてくれなかった。ごまかしてた。」
「怖くて怖くてドキドキしてたのに、早く帰りたいのに『〇〇先生TELして下さい』って言いなさいって言われた
」
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
「靴箱のとこでも、他の学年の子達が近づいてきて、言わないでほしかったのに、『真ん中ちゃんが帰るからお見送りしてるんだよ』って言って、その子達に『えー!!もう帰るの!?』ってすごい大騒ぎされた。」
話を聞きながら、ノートに書き留めていきました。
でも、その判断は良かったです。
あとで役に立ちました。
書きながら、なんでかな?…と、疑問に思ったのは、“怖いと言いだしたら家にTELしてもらう” という決まりになっていたからです。
でも、今回は
「帰る頃は明るくなってるかも」
「雲を吹き飛ばしてあげるよ」
などと言われて、なかなかTELしようとしてくれず、引き止められてる…と、感じたようです。
聞いていて、ため息が止まりませんでした。
また?……また?
時折先生達は、こちらが無理しなくていいと言ってる事を、もっと頑張らせてみよう…とする時があります。
つい最近も同じようなことがあり、スクールカウンセラーから、
「勝手に学校で判断して変えられると、真ん中ちゃんが駄目になりますよ!必ずお母さんと相談して進めてください!」
と、言ってもらったばかりでした。
でも、真ん中ちゃんの話だけを聞いて判断するのはいけないな。
そう考えて、先生の話も聞こうとTELしたけど、授業に出てあったので、
真ん中ちゃんから聞いた話を、伝言して欲しいとたのみました。
真ん中ちゃんは、すごく怒っています。
やっと先生と話せるようになってきて、修学旅行から一週間たったばかりなのに。
どうなるんだろうか…。
帰してもらえないから、もう二度と学校には行かないと言っています。