「海」は何しにいくところ…? | torajiro 隠れ部屋

  

 

海へ行くのは泳ぐためのみにあらず

こんがり焼けに行くところ

 

火付け役は資生堂CM前田美波里さん…

仕掛け人は文化学院生徒18歳の彼女を発掘した同社宣伝部石岡瑛子氏。

そして伝説のCMディレクターと謳われた杉山登志氏。

1966年、小麦色の肌ブームを引き起こした資生堂「サンオイル」CMはこのようにして生まれたのであります。

 

 

早い話、杉山マジックにノセられた…

というよりは、時代の流れを捉える卓越した感覚をお持ちだったということですね。

広告の広告たる所以。

杉山氏の苦悩が良く分かります。

 

 

どどめ色と小麦色、その差はあまりにも大きい…

ただ焼けば良いってもんじゃない。

これでは乾いた土人形。

人の血が通っておりません。

 

七月半ば海水浴シーズンともなれば、OLや男子社員共に我も我もと海へ押しかける。

当時は高度成長期の入り口付近であったと思われるが、マイカーブームは初期。グルメ志向はまだなくて海外旅行をする人も稀れ。

一気に日焼けに目が向いちゃったというわけですね。

 

 

なぜ美波里さんのように焼けない…?

資生堂セールスレディにご相談を?

高い化粧品薦められるだけだからそれは止めとこう。

 

全身ひと皮剥けて脱皮すれば元に戻ります。(爆)

 

あっちもこっちも黒子さん、白子さん。

 

 

わたしのラバさん 酋長の娘 色は黒いが 南洋じゃ美人

むかし流行った「酋長の娘」(石田一松 作詞・作曲)。

ミクロネシアのラバさん程度の日焼けに留めておくべきでしたね。

 

 

悩ましき水着の日焼け跡…

水着の着替えは同じデザインのものを買うべきだ。

水着の形や模様が、日光写真のように肌に焼き付いてしまいます。(^^)

 

今はUVカット化粧品の時代…

紫外線の害が指摘され出したのは意外と最近のこと。

正確には分かりませんが。バブル崩壊の時期あたりではないでしょうか。

「日光浴は体に良い」という馬鹿の一つ覚え伝説は、すでに時効です。

歳をとってシミが残る程度の生やさしいことではないらしい。

技術的なことは書けませんが、化粧品も日夜改良・進化している模様です。

 

 

しかしどどめ色日焼けには未だ進化なし…

美しく日焼けするのはモデルさんに任せておこうじゃありませんか。

日焼けサロンは恥ずかしいだけにて、仕上がりはやっぱりどどめ色。(^^;

 

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この夏、海に行く予定ある?
なし。
 
海を純粋に楽しめるのはお気楽な独身時代のみではなかろうか。
子や孫たちの付き添いでは、見張り役ですから楽しむどころではありませんね。
湘南の静かな海よりは、荒々しい北陸、日本海の海が好き。
泳ぐのは上手でありませんので、堤防に腰掛けてぼんやり眺めているのが好きです。
 
 
 
これは10年ほど前の写真…
家族にホームスティに社のスタッフ合同海水浴です。
今はこんなのにくっ付いて行く元気はありません。(^^)