財務省は(2023年8月)10日、国債と借入金、政府短期証券を合計したいわゆる「国の借金」が
(2023年)6月末時点で1276兆3155億円だったと発表した。
3月末から5兆8165億円増え、過去最大を更新した。
新型コロナウイルス対策や物価高対応の財政支出を賄うための債務の膨張が続く。
「日本は世界最大の対外債権国であるが、2022年12月末の対外純資産418.6兆円のうち最も大きいのが228.6兆円、54.6%を占める直接投資だ。」
(感想)
リフレ派推進の方は、量的緩和を延々と継続、打ち出の小槌みたいに水道の蛇口(お金)を捻りっぱなしで容認していますが、大丈夫なんでしょうか❓❓❓
※ リフレ派 とは、日本が長らく陥っているデフレ不況を脱するために、量的緩和や日銀の国債引受、ゼロ金利政策の継続など、インフレ目標値を設定した上でのさまざまな経済政策を推奨する立場に立つことである。
次に「お金の流れでわかる日米関係」
著者:元国税調査官の大村大次郎さん より
興味深い話をさせていただきます❣
世の中の事象をお金の流れで見ていくって、とても本質的でわかりやすいと思っています。
それから、大村さんの文章は簡潔でわかりやすいです。このシリーズ大好きです😊
1990年の日本政府は赤字国債の発行をゼロにして、財政の健全化を達成していた。
それに対して米国の財政は史上最悪。
(今では驚くべきことに)日本が発行する国債の額は、他の先進国に比べて非常に少なかった😉
1989年~92年 日米構造協議
(協議とは名ばかりで、実際は米国からの内政干渉)
① 日本の貯蓄、投資バランスを改善するために、政府が大規模な投資を行うこと
② 大規模店舗法など流通制度を見直すこと
③ 土地政策を改善すること
①により10年間で公共投資630兆円
→ 税金の無駄遣い 利権の温床
(米国の外圧ではなく、日本の国会議員の陰謀との噂も❓❓❓)
②により 大規模ショッピングモール等
→ 商店街がシャッター通りに
③により 土地保有税や農地課税の改正
→ バブル崩壊
1990年代 日本はバブル崩壊
それに対して米国は高インフレを克服し、
金融工学とITを融合させ、金融ビッグバン等の自国に都合のいいように新しいルールを作り、覇権主義を強めた。
日本は米国債を大量に買わされたり、金融破綻の際に米国企業に食い物にされたり、いつも米国にいいように利用されてきた。郵政民営化も米国の陰謀(?)
日米安保、米国の軍事力による世界覇権、etc.
「お金の流れでわかる日米関係」を読み、その他にもいろんなことがわかりました。
1970~80年代の日米貿易摩擦のことなども書いています。
日米関係の歴史を学ぶと現在の状況がわかりやすいです。おススメの本です❣
米国以外で米国債を一番買わされているのは日本だし…
第2次世界大戦敗戦国の日本は、実はいつも、日米安保などを盾に、米国の都合により痛い目にあわされているんです😢
幕末の高杉晋作のようなどんな事にも揺るがない大きな人物って出てこないのかなぁ⁉(笑
ディーラーのトランプ氏が米国大統領に返り咲いたら、また、無理な要求をいっぱいしてくるんでしょうね⁉