人は普段あまり笑わない生活をしていると、笑いを求める。
笑いとは、他者とのつながりであり、自然の自分を受け入れる事でもある。
従って、自然な自分に対する負荷や抑えつけへの反動でもある。
だから、大脳が優位な生活をしている人ほど笑いを求める。
こういう抑えつけつけられた生活を強いられている人の笑いは、すさまじいエネルギーを発する。
ユーチューバーの悪ふざけの問題動画などがちょくちょく出るのは、社会の抑えつけに対する反発であるとも言える。
逆に言うと、笑いを必要としていない人というのは、幸せを感じていて、心が満たされて生きている人であるとも言える。
自らの努力によって心身が笑っている状態なので、外的刺激による笑いが必要ない。
こういう人々に笑いを無理強いするのは、むしろ暴力である。
現代の日本人は、真面目に生きる事は、楽しまない事だと勘違いしている人が多く見受けられる。
「ふざける」は、「真面目」の反対語ではない。
真面目とは、自分にとって楽しい事に真剣に取り組む姿勢である。
真面目にふざける事を仕事にしている人が芸人かもしれない。
価値観の押し付けは暴力である。
「真面目とは自分を縛り付ける事だ」という価値観の牢獄に押し込められた受刑者の皆さん、脱獄しよう。
という価値観の押し付けです(笑)