悩み事が出てきた時に、悩むことを途中で諦めてしまうと、必ず後で後悔する。

病気や恋わずらい、人生の大きな節目、大きな事件、理不尽な目に遭うなどすると、人はうつ状態になり、身体が動かなくなる。
身体が動かないということは、悩むべきタイミングであるという事を身体が教えてくれていると理解すべき時である。
身体が強制的に動かなくなることで、今までの生き方の方向性が身体に過度な負担となっていることを気づかせて、方向性を転換させ、自らを延命させようとしているのである。
うつ状態は、身体の叫びである。

判断がつかない時は、突き当たりまで悩んだ方が後悔はしない。
自分の頭で考え、悩みぬいて出した結論であれば、失敗したとしても納得はできる。
安易に他者に相談して、判断を他者に全て委ねてしまうと、失敗したときの責任を全て他者のせいにしてしまいがちである。
他者に相談しようがしまいが、行動したのは自分自身なのだから、失敗の全責任は全て自分自身にある。
他者に相談するのは最後の最後でいい。
まずは、自分の頭で考えなければ納得のいく結論には達しない。

しかし、一人で本気で悩むことは、脳内にループが起こるため、最後には死にたくなる。
本気で悩むことは、命を懸けた闘いでもある。

日頃から弱音を吐かず、行動力があり、聡明で活発な人ほど、うつ状態になると自殺する可能性が高い。
こういう者は自分で何でも解決してきたので、他者に相談せずに、いきなり自殺することが多い。
こういう者が安心して一人で悩める場所と時間を設けると同時に、自殺しないように24時間、見守る者の存在が必要となる。
本人は他者に相談する気など全くないので、周りの者が気付いてやらなければ、世の中から自殺者を減らすことはできない。

あなた自身が考えた結果、それを失ったら生きていても意味がないと思えたなら、それは自分にとってかけがえのない存在である。
どうしてもそれが今、手に入れられないのなら、死ぬまでに手に入れればいい。
今、自分が死んでしまったら手に入る確率はゼロ%だが、自分が生きていれば手に入る確率は必ず上がる。

もしも、それがもう、この世に存在しないのなら、あきらめるしかない。
存在しないものを追い求めても時間の無駄である。
この世から消えて無くなってしまったものを取り戻す可能性は、ゼロ%である。

でも、この世にまだ微量にでも存在するのなら、決してあきらめてはいけない。
存在するものが手に入る確率はゼロ%ではない。

理論上可能な事は、生きているうちに全て試せばいい。

悲劇で人生を終えるのか、悲劇を喜劇に変えられるかは、本人の努力次第である。

最期にうれし涙を流せたのなら、あなたの人生は大成功である。