生命は流れである。

常に動き、変化し続ける事で成り立っている。

流れが止まると現象が無くなる。

 

生命体は、水と結びつく事で物質に電荷を帯び、電気信号に変化をもたらしている。

つまり、水流によって物質が動き、常に浄化されており、腐敗しない。

 

動物は、食べて動いて排泄する。この間に、エネルギーを生み、消費し、身体を生成し、不要物を排泄して循環を起こし、生体を維持している。

 

人体にとって有害な物質を永く体内にとどまらせておくと、死をまねく。

食べ物や飲み物、海中や大気中など、環境の全てには、無数の人体に不要な物が存在する。

しかし、その不要な物も一緒に取り込まないと、必要な物は摂取出来ない。

人体にとって必要かどうかは、遺伝子が判断している。つまり、体内に取り込む時は身体が判断しているので、意識的に必要なものだけを残すことは出来ない。

だから、排泄は意識的にしてやらないと、有害物質が永く身体に残ってしまい、ダメージを受けやすくなる。

 

生命活動も経済活動も、有害なものと無害なものの両方取り込まないと有益な生成物は製造されない。

そして、エネルギーをためこんだまま発散させないと、流れが止まり、停滞する。

 

だから健全な社会とは、富をある特定の箇所に集中してとどまらせることなく流していき、全ての人々が喜んで額に汗して働く社会とも言える。

 

人は、汗を流し、涙を流し、嫌なことは、水に流すといい。