ひとつ前のブログで「苦悩は読んで字のごとく脳が苦しんでいる」と書いた。

悩を脳と読み違えている。間違いである(笑)

あまりにも暑かったため、正気を失っていたからであろう。

 

苦しみが人を動かす原動力になっている。いや、幸せが原動力だよ、という考えもある。

ニワトリと卵で、どっちでもいい。

 

受け入れたいと思うことと、受け入れてもらいたいことは、同じ欲求である。つまり、「欲しい」と「承認されたい」は同じ苦悩である。

この時、脳は痛みとして感覚する。痛みを何とかして消したいという衝動が行動につながる。

 

恋愛で実際に胸が痛いのは、手に入らない苦しみと受け入れてもらえない苦しみを身体が表現しているからである。

がん細胞が苦痛を起こすのは、自分の細胞から変異したがん細胞を自分として受け入れられないからである。

 

他に受け入れてもらう事は、かなりの難関である。しかし、受け入れるのはそれよりも簡単である。

 

苦しみを快へ変換するには、まずは手に入れるため、受け入れてもらうために動くこと。そして、それが無理なら苦しみを受け入れるしかない。

そうして受け入れた上で、また違うアプローチを試す。という循環が人生である。