出来の悪い子を指導すると、その物事の本質が浮かび上がってくる。
出来る子は、分析の必要がないので、何故それが出来ているかの解析が出来ないため、その物事の本質が見えにくい。
世の中の一部の層が、英才教育やら天才を作り出すことに夢中になっている。
全体のレベルが底上げされた中から、天才は偶然に生まれてくる。
レベルの底上げには、出来の悪い子を手間ひまかけて指導することが、重要となる。
出来なくて苦労して出来た時、人は金メダル級の感動をおぼえる。
ごくひとにぎりの天才を生むためには、無数の出来の悪い子と指導者の努力と喜びが必要となる。