呼吸は、無意識と意識の両方が支配している。
自分の自然部分と人工的部分である。
無意識に自然な呼吸をしていて楽な時、居心地がよいと感じ、落ち着いている。
そこが生きるのに最適な場所だとも言える。
この状態が起こる状況や場所が、心の故郷ではないか。
つまり、故郷を見つけるとは、自身の自然にたちかえることでもある。
この故郷の所在がわかれば、どこにいても自分の居場所を見つけ出すことが出来る。
楽に呼吸をして生きていける場所を見つけることで、はじめて安心して呼吸方法を変えることが出来る。
つまり、自分にとって快適な環境が整っているからこそ、多少の無茶がきき、より高度なパフォーマンスが可能となる。
故郷があるから新天地がひらける。
今、ラクに呼吸できてるかな。時々意識するといいかも。