凡人には、自分がかわいいと思う面と、人々の為にありたいという思いの両立がなかなか難しい。

己の醜さを認める事も大変だし、認めたところで、どうして良いか分からず、矛先を間違えて、逆にかえってとんでもない過ちを犯したりもする。

 

ヒーローは、己のかわいさを捨てて、人々のために活躍する。

 

ダークヒーローは、醜さから生まれる。ヒーローは、元々は欠点であった力を人々の役に立つ能力に変換している。そして、この時極めて重要なのは、論理的思考に基づいて、合理的に行動をとる事により、多くの人々を助けている点にある。

 

真のヒーローになるためには、美しさへの強い志向と、論理的思考の両方を持ち合わせ、かつ、それを淡々と遂行する行動力がなければならない。

 

誰しもがヒーローになれる可能性を持っているが、凡人ではヒーローになれない。