いつもお世話になっております。 SANTAです。 前回は小学校の時の話でした。 どこの誰でもあり得るような子供の憧れの絵図通りでしたね 笑 私はこの様に子供の頃に見た夢を叶える事ができた方を尊敬 します。 自分がまだ達成できていないから。 でも、もし本当にその夢が必要であればなぜかその方向にベ クトルは向いてしまうと思うんですね。 それは、幸か不幸かはわからないけれど、残された現実のみ が事実。 考える事にベクトルが向いた出来事の話をしたいと思います それは中学校の時の話です。 中学2年の夏、8月13日の日曜日 我が家は火事で全焼しました。 家には親兄妹は誰もいなかったので、それに関して言えば不 幸中の幸いでした。(たった一人の家族を除いては・・・。) ちょうど夏休み真っ只中、 お盆の時期です。 中学2年生といえば、反抗期と好奇心の塊の時期。 当時の我々の頃はBB弾のモデルガンと花火が流行り、銃戦し たり段ボールとロケット花火で対戦ごっこのような事が流行 ってました(今思えば結構危険ですね・・・) 夜になれば小学校の校庭でロケット花火を乱射したりして補 導されそうになったりしてました 笑 (ちなみに私は銀アトム2号ってロケット花火が好きでよく買 ってた記憶があります 笑) その日もいつもと同じく友人と花火をして遊んでました。 夕方になり家に着くと、家族はお盆の為実家に行っており、 することのない私は残ったヘビ花火を玄関先で一人でやった 記憶があります。 その後庭でバスケのシュート練習して薄暗くなったので家に 入り、夜になりました。 その日は夜のロードショーか何かで映画の【リング】(まだ全 然有名になる前のやつ)がやっていてたまたま見ていたのです が、その内容が中学2年生の私のあまりに衝撃的すぎて、怖く て家に一人でいる事が出来なくなりました。 お恥ずかしい話ですが、怖くて家にいられなかったので、お 盆で実家に行っていた母を呼び戻し、母方の実家に向かいま した。 幸い我が家は父母ともに同じ市内出身なので、何か行事があ っても家から近いので行事ごとは楽なのです。 母の実家では人が集まると大体やる事は決まってます。 道を挟んで向かいの食堂の座敷でワイワイやるのが風習なの でした。 その日もかわらず親族が食事をしてました。 夜も更け、9時~12時の間。(うろ覚えですんません。) 父は帰宅している途中だったという話なので10時頃だったの でしょうか? 当時の我が家の近所に住んでいた別の親戚から母の携帯に電 話がありました。 電話に出た母は、左手に持った電話を耳に当てたまま、右手 にバックをもちスッと立ち上がりました。 そしてそのバックを床にストンと落とし、『ウチが火事だっ て・・・』 そう言ったんです。 この台詞とこの情景は一生忘れられないほど衝撃的な出来事 でした。 その瞬間、宴会の様に盛り上がっていた場が一瞬にして凍り ついたのは言うまでもありません。 しかし、実はこの時私の頭の中には当時の飼っていたもう一 人の家族でした。 室内犬のパピヨンがいたのですが、彼の安否を考えてました なんとか生きていて欲しかった。 なぜなら、当時は火遊びの流行っていた時期でしたし、 家を最後に出たのは私でした。 もしかしたら私が家の前でヘビ花火をした後始末が原因で火 事になったのではないか? 火遊びをした後のライターは部屋のどこに置いたのだろうか ?あれが原因ではなかろうか? また、最後に家から出たのは私なのになぜあの時に犬も連れ て家を出なかったのだろうか? たまたま火遊びと火災が重なっただけかもしれないのですが 、まだまだ若かった私にとっては大切な尊い命を奪ってしま ったと考える恐怖に押しつぶされてしまったのです。 (結局原因は漏電によるものだったのですが) 我が家が燃えた姿など子供に見せたら一生頭に焼き付いてし まうと、親族に止められ家に帰ることができず自分と妹は火 災より2週間は一度も家に行かせてもらえませんでした。 飼い犬の安否の確認も出来ぬまま、ただただ時間だけが過ぎ るのを待つしかなく廃人のようでした。 当日はもちろんのことですが、睡眠薬をいくら飲んでも眠れ ず、軽い精神疾患(ノイローゼ?軽い鬱?)のような日々が続 いてました。 学校が始まる前に家に帰る事ができたのですが、 柱3本しか残さず全焼した我が家と、警察が火元特定のため に調べた居間の不自然にキレイになった姿 を見て事の大きさにショックを受けたのは言うまでもありま せんでした。 しかし、良いことも1つだけ。 母から聞かされた話ですが、父が帰宅した時は我が家は火災 の真っ只中だったそうです。 燃えさかる家を見て、父は私が家の中にいると思い、真っ赤 で溶けそうなくらい赤くなっているガラスの玄関扉を蹴り飛 ばし、 家の中に飛び込んで私の名前を呼び続けていたそうです。 私はその話を聞いた時に まるで目が覚めたように、精神疾患も反抗期もぶっ飛んでま した。 俺は何をしていたのだろう? ただただ現実逃避して逃げていただけではないか? 己ができる事は本当にウジウジしていることなのだろうか? 悩んでいる場合ではないと気づかせてもらったのです。 大した精神疾患ではなかったのかもしれませんが、ふさぎこ んでいた気持ちが解放されたのは事実ですし、現実から目を 背けてはいけないのだと学ぶことができました。 そして何より、今考えてみれば【リング】をあの日に見てな かったら、 いつも通り何事もなく一人でいて、一人で寝ていたとしたら 私も生きていなかった可能性が高かったということです。 命の尊さ、現実と向き合う事、そしてまたも何かに生かされ た命。 何か意味があると感じるきっかけになった事でした。