息子と妻とお猫様 前編 | 元健康屋が人の健康と夢を応援するブログ ※内容は個人の見解によるものです

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いつもお世話になっております。

SANTAです。

前回は息子の話でした。
前回の通り、私はなぜ生かされていたのかの意味がわからな
くなりました。
やはり偶然だったのかなって。

しかし、子供の死というのは壮絶で、一番ダメージが大きか
ったのは妻の方でした。

その妻の一言が新しい道を作りました。

今日は息子の死後の夫婦の話です。

私は男として生を受け今まで生きてきたので子供を自分で産
んだことは一度もありません。
当たり前ですが・・・笑

ですが、男性の方には知って欲しいのですが、女の人ってス
ゴイんですよ(^-^)

何がすごいって、子供を産めるんです。

父親になった人はきっとわかるかと思うのですが、男親は生
まれるまでの実感は浅く、生まれてから急に父親になるケー
スが多いかと思います。(違う方はごめんなさい。少なくと
も私はそうでした。)

しかし、女性はお腹に生を受けた時点から母親なんです。

だから、男の人より十月十日早く親になってるんですね。

だから、苦しさも共に乗り越え出産することもできるし、寝
不足で夜泣きに付き合っていても深い愛で包んであげること
ができる。

しかし、そんな長く一緒に頑張ってきた家族だからこそ失っ
た時の喪失感は私には計り知れぬものでした。

息子の死後、会社では店舗責任者という立場ではありました
が、有給を全て使い妻のそばにいました。

毎日ただただ家にいて泣いていても何も始まらないので、気
分転換に出かけてみたり、ストレス解消の為にランニングを
してみたり、
日々涙を流す妻を笑顔にすることを考えてましたが、ここで
も私は無力でした。

しかし2度ほど有給の意味があったと思った事があります。

朝起きると妻の姿がなく、飛び起きてリビングに行くと息子
の遺骨と包丁を持った妻の姿がありました。

自殺することはなかったかもしれませんが、それ位に心が病
んでいたことは間違いありませんでした。

全ては時が解決してくれる。
そう願いを込めて、生きる意味→育てる
と言う事で
私の有給がなくなる直前に妻の好きな動物の猫を飼いました
ペットショップにいったら、飼う予定の猫の隣のゲージの猫
が懐っこくて離れないので両方飼う羽目になりました 笑

今はその隣のゲージにいた方の猫しかいませんが(本命の方の
猫は他界してしまいました)
私はこの2匹のお猫様に頭が上がりません。

私が仕事に行っていた時に妻の命を繋げてくれた恩人(恩猫?
)だからです。

そして仕事に戻ることになった私の体に異常が現れたのです。

後編に続く。

 

息子と妻とお猫様 後編