☆スワミ・ニランジャンの言葉。
【クリスマスのスピリット】
クリスマスは、
２つの事をお祝する機会です。
一つは、ジーザスの誕生。
もうひとつは、クライスト（キリスト）の意識が
地上に下りたことをです。
ジーザスは、人ですが、
クライストの意識は、
天から降りてきた意識です。
あなた方は、人であり、
肉体を持ち、
感覚と心によって
制限を受けているかぎり
有限です。
しかし、
同様に、
そこには、
肉体的に、
または、
外的に、
魂（スピリット）として認識され、
エソテリック（深遠）な専門用語では、
ディヴァイン・コンシャスネス（神の意識）とか、
クライスト・コンシャスネス（キリストの意識）として
認識されている、
生命力と
意思があります。
肉体に、
大人になり、
老人になって死ぬ、
成熟、もしくは展開があるように、
意識にも、
展開があります。
この意識の展開は、
クライスト・コンシャスネス（キリスト意識）として、
最高潮に達します。
クライスト・コンシャスネスは、
平安が破られることのない、
統合された意識であり、
神様の自然さと、
霊的な交わりにある、
意識です。
私たちには、
感覚では、
私たちの無意識レベルにおいて、
何が起こっているのかの
概念や、
自覚意識がなく、
それは、
今ここでは、
意識が
破られているようなものです。
私たちは、
潜在意識レベルの
実に基本的な理解しかなく、
表層意識レベルでも、
一部分を理解しているにすぎません。
そう、
私たちの意識は、
平安が破られ、
壊れています。
【キリスト意識とトゥーリヤ状態】
しかしながら、
ここに
ヨーギーが
トゥーリヤ（turiya）状態として
認識している
統合された、
もう一つの意識があります。
トゥーリヤは、
統合された意識です。
キリスト信仰の
キリスト意識と、
ヨーガの
トゥーリヤ意識は、
同じものです。
この意識は、
実際に、
スピリット（魂）から
来ています。
所で、
スピリット（魂）とは、
いったい何でしょう？
魂と、
意識の
違いは何でしょうか？
これらは、
同じフォース、
エネルギーの
現れです。
湖の水が、
台風などで荒れ狂っているとき、
それは、
透明度を失っています。
しかし、
水が静かになれば、
あなたは、
その中に、
光・音・熱などの、
全ての屈折を
見ることができます。
そのように、
平安が破られた意識は、
周囲が
何も
はっきりとは
見えないのに、
あなたが、
単純に
手探りでその中を探している
荒れ狂う水です。
全てが
映し出されている
静止した水が、
トゥーリヤ状態、
もしくは、
キリスト意識です。
今日、
私たちは、
２つの重要な出来事を
知りました。
マリアとヨゼフの息子として認識されている
ジーザスの誕生と、
イシュワラ アンシ ジーヴァ アヴィナシ
（Ishwara ansh jiva avinashi）
神の御子の概念として、
認識されている、
キリスト意識、
もしくは、
トゥーリア状態の
降下です。
神の息子を
理解することは、
ラーマーヤナや
バガヴァッド・ギーターに
述べられており、
霊的（スピリチュアル）な人生に関して
書かれている
全ての書物に
述べられています。
私たちは、
この
統合された
スピリットと
繋がるべきです。
人々は、
様々な方法や、
形で、
それを
行っています。
まさに、
「全ての道はローマに続く」
です。
道はたくさんあり、
一つではありません。
道は、
人の
人生における発展の
それぞれの
時点から
全ての人々によって、
選んでゆかれます。
スワミ・ニランジャンアナンダ・サラスワティー
ビハール・スクール・オブ・ヨーガの霊的指導者
Swami Niranjanananda Saraswati
The Spiritual Head of Bihar School of Yoga
Ψ サッティヤーナンダ / ビハール・スタイル・オブ・ヨーガ 東京 Ψ
Ψ Satyananda / Bihar Style of Yoga Tokyo Ψ
スワミ・ニランジャン
