☆スワミ・ニランジャンのサットサンガより


【ヨーガ~「なること」へのひとつの過程】




ヨーガは「なること」への過程です。



私達は、

その人生の、

サトウィック(sattwic=軽く精妙)な在り様によって、

自分自身を確認する

私達が

真の私たち自身として存在する

存在する事へと導く、

あるものになろうとする

この過程を

体験しようとしています。






「なること」の過程において、

私達は、

ハタ・ヨーガ(hatha yoga)、

ラージャ・ヨーガ(raja yoga)、

カルマ・ヨーガ(karma yoga)、

バクティー・ヨーガ(bhakti yoga)、

クリヤ・ヨーガkriya yoga)、

クンダリーニ・ヨーガ(kundalini yoga)、

ナーダ・ヨーガ(nada yoga)、

マントラ・ヨーガmantra yoga)、

ラーヤ・ヨーガ(laya yoga)、

そして、その他

伝統的に解説されている

多くのヨーガの道の

方法や、

テクニックや、

練習を取り入れます。






ヨーガの支流は、

私達が、

私達自身の中から手に入れる

独特の

性質、

可能性、

能力、

そして創造性を

すっかり表現することに、

私達を導く事が出来る、

多くの練習を

含んでいます。





それは、

外側から

手に入るものでは

ありません。




ある時、

一人の彫刻家に

質問した人がいました。





「まっさらな一片の岩から、

どうやってあなたは美しい彫刻を

彫ることが出来るのでしょう?」





彫刻家は答えました。

「岩の中には、すでに、

美しいイメージが内蔵されています。



私は、単に、

不必要な部分を

取り除くだけなのです。」





これが、

ヨーギー(Yogi=ヨーガを行う者)に

なる過程です。






私達は、

条件付けられ、

それに振り回されている、

私達が行っている、

全ての考え方、

全ての癖、

全ての行動を

生みだしている、

私達の人格、

私達の自然さ、

私達の人生の、

不必要な部分を、

取り除き始めます。





それは、

磁石が、

砂鉄を引きつけるのに

似ています。





条件付けは、

考え方、

振る舞い、

表現、

コミュニケーション、

欲望、

好き嫌い、

幸と不幸、

幸福感、

落ち込み等の砂鉄を

引きつける磁石です。





それは、

スワミ・サッティヤーナンダ師が、

「不純物を取り除きなさい」と

呼んでいたものです。





不必要で、

欲しくないものを取り除き、

欲しいものを

保持し、

磨き、

発達させましょう。






自分の場所を見つけ、

調和することを

学びましょう。





この方法で、

私達を

意識の濃厚な面へと

縛り付けている

タマシック(tamasic=重く・粗雑)で、

ラジャシック(rajasic=欲望に満ち溢れた)な、

ネガティブな印象を

取り除く能力を

発達させましょう。





そして、

ニヤーヤ(nyaya=正義)と、

ダルマ(dharma=徳 ダルマは日本語の達磨の語源)を

基本にした

内的直感によって、

さらに

自分を見出しましょう。




その

人間的な人格の発展、

サットワ(sattwa=軽く精妙)なものの確立、

私達の人生における

輝ける性質への到達、

よりよい知覚、

よりよい理解、

そして、

よりよい表現は、

人類の旅路の

始まりです。




Sri Paramahamsa Swami Niranjanananda Saraswati

The spiritual head of Bihar School of Yoga




シュリ・パラマハンサ・スワミ・ニランジャンアナンダ・サラスワティー

ビハール・スクール・オブ・ヨーガの霊的指導者





Ψ Satyananda / Bihar Style of Yoga Tokyo Ψ

Ψ サティヤーナンダ / ビハール・スタイル・オブ・ヨーガ 東京 Ψ






パラマハンサ・スワミ・ニランジャンアナンダ・サラスワティー




















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