☆サッティヤーナンダジーのサットサンガより



≪マントラと心 1≫




太古から書き遺された文献に基づく哲学によると、


マントラは、


私たちの霊的な意識を目覚めさせるために使われる


フォース(ちから)です。






マントラの基本は、


グロス(荒く粗雑な)から


サトル(軽く精妙な)までの範囲の


音です。






宇宙全体にはくまなく、


ゆっくりの、


中くらいの速さの、


さらに早い速さの音の波があります。






中くらいの波は、


私たちに知覚可能(聞くことができるの)ですが、


音の、早い波と遅い波は、


知覚できません。







マントラが発音されるとき、



それは、知覚できるグロスな音として、



私たちに認識される、



中くらいの速さの振動です。





しかし、


マントラが静かに抑揚をつけて唱えられるとき、


その振動は速くなり、


知覚できない、


サトルな音になります。





つまり、マントラは


この地上でも働きますが、


より高い次元でも働きます。





あなたが唱えて、


振動を加速するとき、


マントラは、


意識の内側の領域に、


影響を与えます。






あなたが小石をとって、



穏やかで静かな湖面に投げ入れるなら、



その衝撃は波紋を生み出し、



小石の重さと、投げられた力に応じて、



丸く形成された波紋が、



外側へ、外側へと広がるように。






同様に、


あなたがマントラを唱えるとき、


音は、


意識の均等性を打ち、


私たちの心を拡張する助けとなる、


波紋を作り出します。






<2に続く>




マントラと心 2 はこちら


マントラと心 3 はこちら






シュリ・スワミ・サッティヤーナンダ・サラスワティー



S Swami Satyriananda Saraswati

The founder of Bihar School of Yoga
 




Ψ Satyanada / Bihar Style of Yoga Tokyo Ψ


Ψ サッティヤーナンダ / ビハール・スタイル・オブ・ヨーガ 東京 Ψ





<シュリ・スワミ・サッティヤーナンダ・サラスワティー>





















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