☆スワミ・ニランジャンの言葉☆


【モクシャ(Moksha=解放・解脱)ではなく、バランスをとること】



~スワミ・シヴァーナンダ(Swami Sivananda)のヨーガ 


ビハール・スクール・オブ・ヨーガ(BSY)の伝統は、

20世紀の偉大な聖者私たちの一人である、

私たちの「祖父的な師(師の師)」、

スワミ・シヴァーナンダによって、

80年前に始まりました。






リシケーシ(Rishikesh)にある、

スワミ・シヴァーナンダのアーシュラムは、

ディヴァイン・ライフ・ソサエティー(Divine Life Society)として、

知られています。





『すべての人々のためのヨーガ』

そのようなヨーガを、

スワミ・シヴァーナンダが、

弟子たちを励ましながら 教えたのには、

理由があります。





サンニャーシン(sannyasins)たちにとって、

その個人的な哲学と、

彼らの個々の生き方の中で大切なことは、

ヴェーダーンタ(Vedanta)でした。






サンニャーシンとして、

私たちは、

アーディ・シャンカーラチャリア(Adi Shankaracharya)※の

伝統に属するので、

私たちが受け継ぐ哲学は、

ヴェーダーンタになります。





 ※BSYは、

  シャンカーラチャリヤが定めた

 「ダシュナミー・サンニャーサ」の中の1ファミリー、

  サラスワティー家に属します。





これは、

私たちに、

その生き方において、

独特な方向性を与え、

私たちがその伝統を下地において、

生きているということです。






スワミ・シヴァーナンダは、

サンニャーシンはそれぞれの

個人的な人生において、

ヴェーダーンタの哲学を、

吸収し、生きるという信念を

保持していました。






そこにはまた、

社会に

ダルマ(dharma=自然の秩序)と

哲学の知識について

語り合い、

広める

サードゥー達(sadhus)がいました。




※シヴァ派のサンニャーシンに対して、

 サドゥーにはヴィシュヌ派が多いようです。






ひと一人の哲学は、

その人のプライベートな生き方の

一部です。






同時に、

その人の行為や振る舞いと、

相互作用(人間関係や関わり方)は、

社会と家族の基準に

親和性があり、

妥当でなければなりません。







社会と

その人の家族の中で、

生き方のバランスが取れているとともに、

その人が、

霊的な意識(スピリチュアル・コンシャスネス)を

目覚めさせることができるとき、







その時こそ、

人生は良く、

完全なものになるのです。







スワミ・シヴァーナンダは、

ヨーガは、

個人の人生の中に、

訓練する機会をもたらすと言いました。







サンニャーシンは、

ヴェーダーンタ哲学の規範を、

(たとえ)確実に生きるとしても、





肉体と

心と

感情を純化させ、

その人の創造的な可能性を

目覚めさせるためには、

ヨーガが必要です。






ヨーガは、

サンニャーシンのためだけのものでなく、

社会の一員である人のための、

本質的なものです。






ヨーガを通して、

私たちは、

無限の創造力を目覚めさせます。






ヨーガの目的は、

個人に、

彼(彼女)の、

無限の創造力を目覚めさせることへの

信念を与えることです。



<2に続く>



2014年7月26日 

インド、コルコタ市、

スワブーミー・ランガマンチにて。





スワミ・ニランジャンアナンダ・サラスワティー

ビハール・スクール・オブ・ヨーガの霊的指導者



Paramahamsa Swami Niranjanananda Saraswati

  The head of Bihar School of Yoga





創造的な無限の可能性を 外側に表す ビハール・スクール・オブ・ヨーガ(BSY)の伝統  < 2 >はこちら

最終目標はモクシャ(解脱)ではない ビハール・スクール・オブ・ヨーガ(BSY)の伝統  < 3 >はこちら




 Ψ Satyananda / Bihar Style of Yoga Tokyo Ψ


 Ψ サッティヤーナンダ / ビハール・スタイル・オブ・ヨーガ 東京 Ψ 




original

アーディ・シャンカーラチャリヤ







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