プラットフォーム 本編
椎名響
響 Episode 3 愛はいらない
1/10
(今なら、まだ追いつけるはず…!)
(どこだろう、入り口から出た?
それとも地下駐車場? どっち――)
VIPルームを出て廊下を走る。
○○「すぐに追いつけると思ったのに!」
――ドンッ!
???「きゃっ」
○○「ご、ごめんなさい!!」
???「いえ、私こそ!」
廊下を曲がったところで誰かに
ぶつかりお互いに頭を下げる。
顔を上げると、目の前にはフワフワ
とした可愛らしい女性が立っていた。
女性「本当に申し訳ありません!」
「今、VIP専用エリアから
出てこられたんですよね」
「ああ、どうしよう。ここなら邪魔に
ならないと思ってたのに…」
「セレブの方に怪我をさせるなんて」
○○「ち、違います。違うんです。
私はただの記者で…」
女性「え…あなたも記者なんですか?」
○○「あなたもって…あなたもですか!?」
お互いで顔を見合わせ
きょとんとした顔をする。
だけどすぐにぷっと笑うと、
すかさず名刺を差し出した。
女性「私、週刊オーロラで記者を
しています、立花恵実です」
○○「□□○○です。
週刊シンデレラの記者をしています」
(オーロラって言ったら、
シンデレラのライバル誌だけど…)
立花「シンデレラの…」
「私、ずっとサンドリオンに
いるんですけど」
「なかなかアポが取れなくて…
困ってたんです」
○○「私も、玉砕したところです」
立花「やっぱり…」
「お互い大変ですよね」
「私はまさか、週刊誌の記者に
なるとは思ってもいなかったから」
「報道希望だったんですけど……」
(え……)
2/10
立花「実は私、東京に
出て来たばかりなんです」
「ジャーナリストになりたくて」
「それがまさか、セレブや芸能人の
私生活を追うはめになるとは」
「思いませんよね」
○○「お、同じです」
「私もジャーナリストになりたくて」
立花「それなのに、シンデレラの記者に?」
○○「はい…。なんていうか予定が
狂ったといいますか…」
立花「なんだか私たち似てますね」
○○「ですね」
立花「シンデレラって言ったら
ライバル誌ですけど」
「□□さんとは気が合いそう」
「またきっとどこかで会えそうですし」
○○「ですね。きっとまた…」
立花「私、今日はもう諦めます」
「一度、社に戻って…」
「って、またきっと小言
いわれるんだろうなあ」
○○「それも一緒です」
「がんばりましょうね!」
立花「ええ、頑張りましょう。
夢を追いかけて」
○○「はい!」
立花さんはそう言うと、もう一度
VIPルームの方を見つめ立ち去った。
(ライバルとは言え、すごく
刺激をもらった気分)
(私も負けてられないな)
(絶対に椎名さんの取材アポ、
とってみせる!)
よし、と頷くと私は
サンドリオンを出た。
翌日。
私は朝早くから椎名さんの
マンションの前にいた。
(昨日も遅くまで待ち伏せしたけど、
出て来なかったし…)
(今日こそは絶対に――あ!)
エントランスのドアが開き、
椎名さんが出てくる。
3/10
エントランスのドアが開き、
椎名さんが出てくる。
椎名さんを見つけ私は――
‐‐‐‐‐
A
近づいてくるのを待ち伏せた。
響「……」
椎名さんは私を見つけると眉を寄せる。
静かに待っていると、
ピタッと足が止まった。
響「…用があるならさっさと言え」
○○「あ、これ企画――」
響「却下」
‐‐‐
B
○○「おはようございます!」
響「…はぁ、いると思った」
○○「昨日、椎名さんに言われて
企画書を作りました」
「見ていただけませんか?」
響「断る」
‐‐‐
C
気づかれないように尾行する。
響「……」
○○「……」
響「……」
(このまま静かに後をつけて…)
響「それで隠れているつもりか」
○○「バ、バレてました?」
「あの! 企画書を作ってきました!
これなら――」
響「邪魔だ」
‐‐‐‐‐
差し出した封筒を手で払われると、
椎名さんが通り過ぎていこうとする。
○○「待ってください!」
「椎名さんに迷惑にならないような
企画にしました」
「決して悪い企画では…」
響「良いも悪いもない」
「そもそも、低俗な週刊誌で記事を
書かれるのが嫌なだけだ」
○○「っ…」
音楽雑誌でも経済誌でもなく、
ゴシップ週刊誌だから。
そう言われると何も言い返せなくなる。
響「どうせ、お前だって週刊誌の
記者なんてって思ってるんだろ?」
「だから変えたいなんて
大層な事を言う」
「やってるヤツもそうなんだ」
「書かれるこっちは
たまったもんじゃない」
○○「そんなこと…」
響「ゴシップ記事にはしない?」
「笑わせるな。待ち伏せまで
されて迷惑だ」
「次に見かけたら通報してやるからな。
さっさと帰れ」
○○「椎名さん、待って――」
椎名さんは停めてあった
バイクにまたがると、
エンジンをかけ走り去ってしまった。
4/10
どのくらいの時間が過ぎただろう。
企画書を抱きしめマンションの前で
椎名さんの帰りを待っていた。
(諦めるわけにいかない、
せめてこの企画書だけでも…)
(シンデレラの廃刊を食い止めたいのも
あるけど、椎名さんをもっと知りたい)
辺りが薄暗くなり、通りの灯りが
つきはじめた頃だった。
響「お前、まだいたのか」
驚きの声が聞こえ頭を上げると
椎名さんが立っていた。
響「暇なやつ」
「週刊誌の記者ってのは
仕事もしないで」
「ぼーっとしてたら報酬が
もらえるのか」
「楽なもんだな」
「まあ、せいぜい頑張れ」
○○「待ってください! 私――」
椎名さんは私の横を
素通りしたかと思うと
くるっと方向を変え、戻ってくる。
(やった…! もしかして、話だけでも
聞いてくれるの?)
そう思ったのも束の間、
椎名さんは私の横にあったポストから
郵便を取出し確認する。
(って、郵便か!)
ガクッっとうなだれると、
ふと椎名さんと目が合った。
響「まさか期待でもしたか。
ほんと、めでたい頭だな」
「さすが、へんちくりん女だ」
○○「め、めでたいって、失礼ですよ」
「しかも、へんちくりんとか…」
響「へんちくりんはへんちくりんだ。
さっさと帰れ」
○○「帰りません!」
「椎名さんが取材を…企画書を
受け取ってくれるまで帰りません」
響「じゃあ好きにしろ」
「俺は絶対に受け取らないし、
取材も受けない」
椎名さんはそう言うとそのまま
専用エレベーターへと乗り込んだ。
5/10
椎名さんに取材拒否をされ続けて数日。
とうとう、マンションでも
VIPルームでも
椎名さんの顔を見なくなった。
(これは完全に避けられてる…)
(いや、最初から避けられてるのは
わかってるんだけど)
マンションの入口が見える
カフェに入り、頬杖をつく。
(うーん、どうしたら取材を
受けてくれるんだろう)
(何か作戦をたてないと…)
(マンションに帰ってないわけじゃ
ないだろうし)
(裏口に張り込んでみるとか?)
○○「表から出るだけか…うーん…」
???「響、早く早く」
響「なんでこんな所…」
(ん? 響? それにこの声…)
見ると、カフェの入口から椎名さんと
一緒に美女が入ってくる。
(すごい美人…。あれ、
でもあの人どこかで…)
響「彩音、どうしてカフェなんだ。
家でもいいだろ」
彩音「だって、ここのパンケーキ
美味しいんだもん!」
「たまに食べたくなるの♪」
(彩音…? あ、椎名彩音!
椎名さんのお姉さんだよね)
(前に音楽雑誌で見たことある)
(確か有名なヴァイオリニスト
だったはず)
響「俺、帰る」
彩音「ひ・び・き? もちろん、
ここにいるわよね?」
響「……」
(うわ、あの椎名さんが言いなりだ。
しかも美人の笑顔…すごい迫力)
響「…こんなとこ、見つかったら」
彩音「誰に見つかるの?」
響「いや、なんでもない」
ふたりは私の後ろの席に着く。
(やった、絶好のポジション!)
彩音「ふふ、久しぶりね、響。
今日、会いにきたのは――」
響「……」
私は椎名さんに見つからないように
手帳で顔を隠すと
ふたりの会話に聞き耳を立てた。
6/10
クラシックの流れるカフェの一角。
背後から聞こえてくる話し声に
私は聞き耳を立てていた。
彩音「あー、美味しかった。やっぱり
ここのパンケーキは最高」
響「それで、本題」
彩音「そうだったわね。実は私の
結婚式の事なんだけど」
響「まだ来年の話だ」
彩音「そうだけど、作曲には
時間がかかるでしょ?」
響「作曲…?」
彩音「そう。響に入場曲をお願いしたいの」
「もう幸せがあふれ出る様な、
最高の愛の曲にして欲しくて♪」
響「無理だ。何度も断っているだろ。
ラブソングは作らない」
「ラブソングメインで活動してる
作曲家はいくらでもいる」
「そっちに頼んでくれ」
(…ラブソングは作らない?)
(そういえば、椎名響の曲に
愛がテーマの曲ってなかったかも)
彩音「頑なね。この話になると
本当に怖い顔になるんだから」
響「ラブソングなんて…くだらない」
(あれ…。今、一瞬だけ
間があったような…)
声だけ聞いていると余計なものが
見えない分、
声のトーンや間で感情が見えてくる。
椎名さんの間は『後悔』にも似た
『怒り』の様に感じた。
彩音「…まあいいわ、私も諦めないし?
また頼みに来るから」
(わっ、立った)
慌ててふたりに背を向ける。
だけど、すぐに気になって
少しだけ振り返る。
彩音「んじゃ、またね~。響」
響「っ!」
「おい、もう子供じゃないんだぞ」
彩音さんは響さんの頭を
撫でてカフェを出ていく。
響「ったく…彩音はいくつになっても…」
○○「……」
響「お前…」
彩音さんという障害がなくなり、正面に
座っていた響さんと目が合った。
7/10
彩音さんという障害がなくなり、正面に
座っていた響さんと目が合った。
○○「ど、どうも…」
響「はぁ…」
響さんは伝票を手に立ち上がる。
○○「あ、私も――!」
慌てて立ち上がると響さんを
追うように会計を済ませる。
店の外に出ると、
今にも閉まりそうだったマンションの
エレベーターに飛び乗った。
○○「はぁ、間に合った」
響「…まだ諦めてなかったのか」
椎名さんは面倒そうに顔をしかめると、
これ見よがしに腕時計を見る。
不思議そうな椎名さんに私は――
‐‐‐‐‐
A
○○「…あの、ラブソング
お嫌いなんですか?」
響「……」
○○「椎名さんの曲の中にラブソングって
なかったですよね」
響「……」
(答えるわけないか…)
○○「聴いてみたいですね、
椎名さんの作るラブソング」
響「くだらない…」
○○「…もしかして、何か
理由があるんですか?」
響「…あったとしても、
お前になど言わない」
(ですよね…。でも、今なら…)
○○「少しだけでも、企画書を
見てもらえませんか?」
「もし、気に入らないところが
あれば検討しますので」
企画書を取りだすと、
見せるように広げる。
‐‐‐
B
○○「…お話を聞いてしまって
すみませんでした」
「先ほどの方って、
お姉さんですよね?」
響「……」
○○「偶然だったんですよ?
その…偶然、聞こえてしまって…」
響「偶然だと? うちを見張ってた
ヤツが言うセリフか?」
○○「そ、それはそうですが…。
聞きたくて聞いたわけではなくて…」
「それに、少し気になったことが…」
「お姉さんに頼まれたのに
作曲しないって、何でなのかと…」
響「……」
○○「…もしかして、何か…
理由があるんですか?」
響「…あったとしても、
お前になど言わない」
(ですよね…。でも、今なら…)
○○「少しだけでも、企画書を
見てもらえませんか?」
「もし、気に入らないところが
あれば検討しますので」
企画書を取りだすと、
見せるように広げる。
‐‐‐
C
○○「…結婚式があるんですか?
その、お姉さんですよね、先ほどの…」
響「……」
○○「お姉さんの結婚式の曲、どうして
作ってあげないんですか?」
響「……」
(あ、すごく不機嫌な顔になった…)
○○「すみません。ただ、
椎名さんの曲なら」
「きっと素敵な結婚式に
なるんじゃないかって…」
響「勝手な事を…」
○○「…もしかして、何か…
理由があるんですか?」
響「…あったとしても、
お前になど言わない」
(ですよね…。でも、今なら…)
○○「少しだけでも、企画書を
見てもらえませんか?」
「もし、気に入らないところが
あれば検討しますので」
企画書を取りだすと、
見せるように広げる。
‐‐‐‐‐
8/10
企画書を取りだすと、
見せるように広げる。
○○「ディスコグラフィーはどの雑誌でも
取り上げられてるので」
「私は椎名さん自身の――わっ」
説明を始めた時、
強い力が肩を押しエレベーターの
壁に私の身体を押し付けた。
――ドンッ!
(え、なに?)
バサッと足元に企画書が落ちると、
目の前に椎名さんの怒りを
露わにした顔が見えた。
響「どうして俺なんだ?」
「お前に協力しそうな連中なら
他にいくらでもいるだろ」
○○「し、椎名さんが…いいんです」
「私は椎名さんの記事が
書きたいんです」
響「…俺に憧れていると言ったな」
○○「…そうです。ずっと…な――」
強引に顎を掴まれ顔を
上げさせられたかと思うと
椎名さんは冷たく微笑む。
響「じゃあ、何をされても
いいということか」
○○「え…」
響「この前も、誘惑してきたくらいだ。
させるくらい平気ってことだよな」
○○「させるって…」
冷たくて気持ちのカケラも感じない
無機質な笑みが近づく。
唇が今にも触れそうになって、
必死に両手を突っ張った。
○○「…や、やめて…こんなの違う…
あなたはこんな人じゃ…」
「幻滅させないでください!」
響「……」
その瞬間、椎名さんの動きが止まる。
響「じゃあ、どんなだ。言ってみろ」
「どうせお前も、どんな
趣味があるだの」
「女のタイプはなんだの
聞いてくるんだろう」
○○「…離して…」
響「いい表情になったな」
「その表情で他の奴を狙えば
簡単に落ちるんじゃないか?」
○○「なっ…」
響「遼一辺りに、いいように
遊ばれそうだけどな」
○○「どうしてこんなひどいこと…」
響「もう俺につきまとうな」
○○「嫌です! 私は、椎名さんの
楽曲が大好きなんです!」
「感情を揺さぶるような曲を作る人を…
椎名さんを知りたいんです!」
響「俺の曲が好き?
俺を知りたいだと?」
○○「はい!」
響「うわべだけで適当なこと言うな。
俺は女を信用していない」
「もう二度と、俺の前に現れるな」
顎から手を離されると同時に
エレベーターが開く。
呆然と立ち尽くす私の前を椎名さんは
振り向きもせず離れていった。
9/10
その夜。
最後の手段とばかりに
VIPルームのドアを開けた。
○○「あれ、誰もいない…」
「なんか、私の魂胆を
見透かされてる感じ…」
(無理でしたって言ったら、
陣内さんにはこってりと怒られるし)
(アポ取るまで戻ってくるなって
また言われちゃうし…)
ため息をつきながら
VIPルームのソファに座る。
(助けてもらおうなんて
甘い考えだからダメなんだ)
○○「よし、もう一度整理しよう」
「憧れてるからって全部
知ってるわけじゃないし」
「1から始めなきゃ」
腕まくりをすると、買い集めた雑誌や
CD、楽譜をテーブルに広げる。
(後は私の集めてたグッズと、ネットで
集めた画像や動画があれば…)
(椎名さんを知ることができる)
(もっと椎名さんを理解してから
取材を申し込もう)
雑誌から椎名さんの記事だけを切り取り
スクラップブックに貼り付ける。
しばらくすると、VIPルームのドアが
開き賑やかな声が聞こえた。
未来「あー、○○ちゃん、
ひさしぶり~」
悠月「もう来ないかと思った」
遼一「それ、何だ?」
みんなが続々と集まり、テーブルの上の
資料や企画書を見る。
千早「響の記事?」
○○「はい。一から仕切り直しです」
「全然、取り合ってもらえないので…」
未来「えらーい。やっぱ○○ちゃん
ってすごいよね」
遼一「こっぴどく追い返されてるんだろ?」
○○「はい…」
(確かに冷たいんだけど、
突破口はありそうなんだよな…)
遼一「それでめげないって、お前
どんだけドMなんだよ」
悠月「記者なんてそんなもんだろ」
千早「でも、この企画書よくできてる」
未来「見せて見せて」
みんなが企画書やファイルや
メモを読み始める。
10/10
みんなが企画書やファイルや
メモを読み始める。
未来「ぷっ、見てよ。この響いいね。
すごい笑顔」
ノエル「……っ」
遼一「ノエル、何震えて…って」
「笑ってるのか」
ノエル「…これ」
未来「なになに?」
「ぶっ! なにこれー!」
悠月「ぶっ! すげー詐欺」
「『世界中の人々に同じ思いを
届けたくて作りました』だってよ」
未来「ポエミー響だね」
遼一「そういう揚げ足はやめなさいって」
千早「遼一、笑いをこらえながら
言っても説得力ないよ?」
悠月「しっかし、この笑顔…。
なんか逆にこえーな」
みんなはワイワイと盛り上がる。
未来「あれ、このメモは?」
○○「あ、それは私の…」
ノエル「こっちにもある…風?」
「夏の終わり、寂しい夕暮れ、
なにこれ」
○○「それは、椎名さんの曲を聴いていると
情景が浮かんでくるので…」
「気晴らしにメモをしてるんです」
「以前からそうしてて、ついクセで…」
千早「○○ちゃんは、響の演奏は
聴きに行ったりするの?」
○○「行きたい気持ちはありますけど…」
「椎名さんのコンサートは数秒で
完売してしまうので」
悠月「あー、そういえば今度あいつの
コンサートがあるらしいぜ?」
○○「え! 本当ですか!?」
千早「確か、クラシックだったよね」
「久しぶりに響のピアノが
聴けるって本当かな」
未来「本当らしいよ。まだ一般には
公開されてないんだけどね」
悠月「テレビでも取り上げるって話だから、
チケットもらってやれるけど」
遼一「へえ、あんなに警戒してたのに、
随分と協力的だな」
悠月「う、うるせえ。ユリカとの記事を
出さなかった褒美だろ」
未来「ふ~ん。ゆづくんがね~」
悠月「なんだよ、その目」
「つーかお前、情報公開前に
記事にするんじゃねえぞ!」
○○「し、しませんて!」
遼一「だったら俺も行きましょうかね」
「今度の小説に音楽家登場するし」
悠月「じゃ、決まりな」
「俺たちに感謝しろよ」
○○「ありがとうございます!」
こうして私たち3人は
椎名さんのコンサートに
行くことになったのだった。
To be Continued...
2015-10-** **:**:**
From:北大路悠月
Title:『チケット取れた』
You got a mail
約束通り、響のコンサートのチケットが手に入った。
日程と時間は知ってるよな?
待ち合わせ場所はサンドリオンのロビーってことで
。
今回はクラシックコンサートだ、それらしい格好して
こいよ。
『Next Story』
響「取材受けてやる」「ただし…」
やっと掴んだ取材許可!
ただし、それには条件が――
響「腹が空いた。ちょうどいい、腕試しに
何か作ってみろ」
響「スタジオには絶対に入ってくるな」
アシスタントならぬ家政婦だった!
彩音「そうだ、いいこと教えてあげる。メ
ニュー、カレーでしょ? 付け合せは―
―」
椎名響の家族に接触!?
新たな情報をどう活かす?
次話「一歩前進」
ガチャ開放
皐月「響との距離は縮まりましたか?」
「今回は響にも馴染みがある
ニューヨークをイメージした」
「モダンインテリアコレクションを
用意いたしました」
「これなら響も
気に入ってくれるでしょう」
シンデレラガチャ
響の
NY風モダンインテリア
コレクション
皐月
NY風モダンインテリアコレクションでござ
います。響らしさが出ている
アイテムをご用意致しました
。アイテムを集めて音楽を感じ
られるお部屋にしてはいか
がでしょうか。
Normal レコードデコレーション
Rare メロディブックシェルフ
Premium ボルドーソファセット