12月19日「岡山駅ナカグランプリ」が開催されました。

 

現在再開発中のJR岡山駅。

来年3月のリニューアルオープンには【岡山駅構内限定のふるさと土産】として、陳列コーナーが設置されます。

 


そこに陳列される「お土産品」を募集されていて、今年の春にオファーを頂きプレゼンに参加致しました。

バタバタとギリギリで企画書を仕上げたのが9月初旬。

正直、この時には。立場上やる気があるように見せていたけれど、心が折れていたことは私だけが知ってる事実。(笑)
初めて、「このプレゼンなかったことにしよう」としていた(笑)

 

 

そこからあっという間に、ノミネートが決定し、パッケージ企画を提案してくれた佐古陸弥くんと、本番に参戦!

 

「特別賞くらいは欲しいよねー」
そう呟きながらプレゼンの控え室で、次のコンテストの打合せをしていた私たち。(笑)
後は結果を待つのみの、その瞬間には。
もうすでに次のステージが用意されているはず。なので、私はあまり最近は余韻に浸らない。

 

 

確か、あれは3年前。「串揚げさっくる」の立上げ工事が終わり、看板が上がるその瞬間を見た時に、「ささっ、次はBALのオープンだ!」とその看板の向こうを眺めながら、手をたたいて気合いを入れたことをこの日思い出した。そういえば、隣にいた業者さんが目をまん丸くさせていたっけ。(笑)

 

 

そんなことを思い出しながらの表彰式。それでもプペコン準グランプリプペコンで名前を呼ばれた時には、部下とガッツポーズ。工場の中でもくもくと商品をつくり続けているこの部下は若干26歳。こんなスポットライトを浴びた経験はもちろんなく、大粒の涙を流しながら、「料理長に連絡しないと」と、あわてふためいていた。

 

 

今回の主役たちは、この商品をつくりこれからそれをつくり続けていく工場のメンバーと、パッケージを企画段階からあつい想いで私にプレゼンしてくれて、納期ギリギリな数々の案件を最後まで諦めずきっちりとやりきってくれた佐古(みっくん)のおかげ。

表彰舞台へは、佐古がたちました!


主役は私じゃないな。わたしひとりではできなかった。彼の1ミリさえもそのクオリティーにこだわる繊細さと貪欲さに頭が下がりました。かつ、積極的に業者さんとどんどん話を進めてくれ交渉もしてくれ、私はイエスかノーを伝えるだけ。

本当に仕事が楽だった。ありがとう。

 

 

これからも私は次の世代の名選手たちのために、何ができるかを問い続けたい。
そんな風に思った12月の出来事。

 


来年の春、私達が「岡山駅ナカグランプリ」で準グランプリを獲得した駅弁

【黄ニラの肉結び】がJR岡山駅構内のお弁当売り場に並びます。

そして私は、2020年1月1日。
こちらの会社の代表取締役に就任致します。

 


さっくるグループは、いつか飲食店の垣根を越えてさっくるらしい企業として成長したいと思っております。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

◎パッケージ紹介◎お弁当らしからぬ斬新なパッケージは、東京オリンピックイヤーにかけて、【赤=日の丸=和牛、ゴールド=金メダル=黄ニラ】をイメージしてくれました。デザイナーはハワイに留学中のkirishima sayaさん。海外で活躍中。ご期待ください。