今回は、中国ドラマ「きみの星が、きらめく世界で」のタイムリープの仕組みについて気になることがあったので深掘りしてみました。



『きみの星が、きらめく世界で』最終話で現れる傘の人物の正体について考察しています。▽



ドラマ序盤のタイムリープでは、「灯台で事故だって!」「1組の張万森が灯台から飛び降りた」というメールがきた直後に元の世界に戻るという展開でした。



そのため、初めは張万森の死が、元の世界に戻るきっかけだと思っていましたが、ドラマの終盤で、好きという言葉がNGワードであることがわかりました。



最初はミスリードだったのかと納得していたんですが、よくよく考えるとメールの中に、告白の要素がないのに、なぜ元の世界に戻ったの?と思ったんです。ここが今回の考察ポイントです。





張​万森が死んだら強制帰還説




まず考えたのが、張万森が死亡すると強制的に元の世界へ戻される説です。



終盤で明かされるように、“好き”と言うと元の世界に戻るのは、1番の心残りが解消されたからだと思います。



その源である張万森自身が死んでしまうと、好きと言う/言わないに関係なくその時空にいる“存在理由を失うので、タイムリープを継続することができなくなると考えました。



これが1番しっくりくるような気もしますが、張万森が死亡したと認めなくない自分がいるので、他の説も考えてみました。





差出人の文字列が告白を比喩




注目して欲しいのが差出人の「tby」。



初めは、友達のニックネームやクラスメール的なものだと思ってスルーしていたんですが、意味があるのか調べてみました。


    すると、To Be Yours 、(あなたのものになる・あなたに捧げるといったニュアンス)の略語である可能性がわかりました。



    メールの内容に目が行きがちですが、差出人の文字列が告白と受け取ったという仕掛けになっているかもしれません。



    そうなると、このメールの送り主は必然的に張万森ということになりますが、問題なのは、なんでそんな自作自演するようなメールを送る必要があったのかというところです。いろいろ無理あるので、この説は薄いかもしれません。





    ​見えない力によって操作された説




    次に考えたのは、北星を導く目に見えない力が働いた一種のバグのような現象説。



    一回目のタイムリープ前、昔の携帯がおかしな挙動を見せ、故障かなと操作しているうちに誤ってデータを消去してしまった結果タイムリープしてしまいます。



    単なる故障とも考えられますが、時空が歪むような効果音が付いていることから、目に見えない力がはたらいたとも考えられます。



    もし携帯がおかしな挙動を見せなければ、北星はデータを消去する必要がなく、タイムリープという行動を起こすきっかけも生まれなかったので見えない力に操作されたと考えることもできます。



    林北星が見落としていた真実へ向かわせるために、見えない力が“強制的に作動”させたのが、あの事故メールだったのかもしれません。



    差出人の“tby”も、林北星の運命を象徴するワードを選んだと見れば、納得度が上がります。




    ​まとめ|事故を知らせるメールは物語に必要な演出だった。


    もし、事故を知らせるメールの演出がなければ、林北星は張万森が死んだこともしらないまま、毎回統一テスト後に元の世界に戻されるという展開になってしまいます。



    北星は、統一テストを終わらせて人生をやり直したいと思っているのに、タイムリープを続けるヒントが見つからなくて行き詰まってしまいます。



    林北星は張万森の死が鍵だと思い込むことによって、同じクラスになって彼を見張ろうとしますが、事故メールがなければしつこくつきまとう理由もなくなり、麦子にも関わらないので真相にたどりつくことができません。



    なにより、物語の見どころでもある、守っていたのに実は守られていたという部分が丸ごと失われてしまうのです。



    事故メールは ヒロインが行動するきっかけを作り、物語を進めるために必要な演出であり、「好きと言うと戻る」という仕組みに気づきにくくすることで、ドラマにインパクトを与える役割も果たしているのです。




    もし、「いや私はこう思った!」「ここ見落としてるよ!」という気づきがあれば、ぜひ教えてください。