こんにちは!

今月は、たまたま見つけた自分の10年前に書いたメルマガを
私にしては激しい頻度で更新してまいりました。

お読みになっていない方は私を激変させた、ある事件<1>よりどうぞ。

まずお伝えしなければならないのは、
あのメルマガは、読者の9割以上が男性だったということです。

男性に向けて書いていたので、
文章やたとえが、女性の方には入りにくいところもあったと思います。

だって、「黒澤明」に「将棋」に「村山富市」って・・・。
どこのオヤジ・・・。(笑)

ま、こっからまた、楽しくやってまいりましょ~♪

前回、ヤングあるシリーズの総括をするって書きましたが、
書きたいことがどんどん浮かんできちゃって止まらないので、
とりあえず今回は、あっさりとまとめることにします。

あとは、また少しずつ記事にしていきたいです。

---

昔の記事を持ってきたため、
ちょっとめんどくさくなっている時系列ですが、

「ホテル事件」があったとき・・・A

「ホテル事件」のメルマガを書いたとき(Aから1年半後)・・・B

2011年現在・・・C


とします。

ヤングあるマガでは、Bの私が書いたものを読んでいただいたわけですね。

そして、各回の最後には少しCのコメントを入れました。

私、こないだヤングあるマガを見つけたときに久しぶりに読んでみて、
Aのホテル事件当時の自分に、あんまり共感できなかったんですよ~。

「はあ・・・そうなんですか。熱いねえ・・・(ポカーン)」

という感じです。

同じ自分なのに!

これが成長ってことかしら・・・!?(笑)

別に「この人おかしい」とか「終わってる」とまでは思わないのですが、
熱くなっている感覚が、ぴんと来ないのですよね。

総務省の人の
「どうしてそんな余計なことしてるの」
という言葉のほうが、今はすごいわかります。(笑)

もう自分は返してもらったんだからいいじゃん、って
ほんと、そっちに素で共感します。

総務省の彼が一番、思ったままの感想を言っていますね。

消費者センターなどは、正義感に燃えて熱くなっちゃってる人、
被害者意識でいっぱいいっぱいになっている人をなだめてくれるのも
お仕事だったんだなあ、と今ならわかります。

当時は、私が正しくて正義なのだから、同意してくれるのが当然で、
優しく話を聞いてくれる消費者センターの人は
「正しい人」「いい人」「わかってる人」
それを冷めた目で突き放した総務省が「悪」
でしたからね。

自分の都合からの勝手な視点だけで、
客観性というものが一切ない
わけです。

そして、ホテル事件で劇的に変わったと言っているBの私についても、
今読むと、Aほどではないにしろ、まだ自分中心で
「自分だけが正しい」のような見方をしていると感じます。

総務省の人を「ひどいですねえ」などと言っているくらいですから、
今の私とはまだまだ全然違う感覚だったのですね。

融和、一体感、理解、などというと、
とたんにハードルがすごく高くなって
「無理・・・」とげんなりしてしまいますが、
とりあえず、そこは置いておいてください。

一言でまとめると、このときの大きな変化は、
ヤングあるマガでも力説しているように、

「相手だけがすべて悪い。私は何も悪くない」という考えでは
永久に溝があるままで、なにも解決しない


ということに気づいたことでした。

まずここに気づくだけで、
人生がまるで変わってしまうほどの大きなことだと実感しています。

本当に本当に、生きることが楽になったんです!

次回からは、また「愛ってなに」シリーズに関連させて、
ぼつぼつ書いていきたいです。

---

ところで・・・

このブログ「愛し体質は、愛され体質」は
私が趣味でやっている「ある資料館」のようなイメージを持っています。

資料、っていうのも変かもしれませんが、
あるが自分の中にあるものをどんどん出して、置いておく場所。

24時間無料開放しています。

もし、資料に興味がある人、使いたい人がいたら、
自由に持っていってくださいね、という感じです。

展示していきたいものは主に、
息をするだけでも苦しくて、人がわからなくて、人が怖くて、
自分がみじめで、自分の存在を消したくてしょうがなかった時代から、
少しずつ、楽で楽しくて、思い通りに生きられるようになってくるまでの
いろんなきっかけ、学んだこと、考えたことなどです。

100%の絶望が、どうして100%の幸せになったか・・・・

ちょっとでも伝わったらいいなあ。
ちょっとでも役立つ人がいたらいいなあ。

もし10人中7人の人が、「くだらない」と言ったとしても、
3人の人が、読んでよかった、得るものがあったと言ってくれるなら、
その3人のために続けたいです。

この気持ちは、ヤングあるマガのときから、ずっと変わりません。