先日、友人と声楽出身のファントムのキャストの動画を拝見していました
あるイベントでの「Home」です
実際の舞台では、ソヒョンさんの声に唱和するドンソク君のときめきに満ちた「Home」に、私の心もエリック状態(笑)
これぞ求めていたクリスティーヌの声だと。エリックの声にきらきらするようなときめきを感じましたが、クリスティーヌの声を聴く私もときめきまくり
なので、最初のイベントの動画、怪人さんも好きな役者さんだったのでとても期待して聞いたのですが
何のときめきもなくて・・・
うーん。友人も
「なんか、ときめき感じない」と
歌はものすごく上手いんです。声楽系なので
ああ、日本の声楽系ミュー俳優イメージしないでください、そんなものでは御座いません
音程も正しければ、声量も十分で声の芯もしっかりしています
何の不足もなく上手いのですけれど、ときめきが感じられない
予定調和なのか、上手くて声量があるだけなんです
その歌い手のことをライターさんがオペラティックであることを褒めていましたが、
私は興行側の意図は関係ないので、
やはり「オペラの罠にはまらない」ことはミュージカルでは大切なんだと思いましたし
そして音程正しく声量があるだけでは、物語世界は表現できないんだなとも
だいもんのことを、作品の情感がよく表現されているとイェストンに評されていると聞き嬉しいです
お芝居の中では、もっと感情に寄り添った歌が聴けると期待できるからです
今年の冬は王子様の荘厳重厚なオペラ座の世界も素敵ですけれども、
「ずっと夢見ていた」だいもんの地下から響く歌声も楽しみだわ~