いつも読んでくださって、ありがとうございます。

 

ちょっと今日は厳しく感じるかもしれない内容になっております…。

刺激はなるべく避けたいナイーブな状態の方は、読まんといてくださいね。

 

 

 

4月から、茨城県つくば市のヨガスタジオAyusさんにて、

 

「深めるためのアジャストメント講座」

 

第二期がスタートしました。

 

 

 

 

こちらはRYT200から500へのステップアップはもちろん、Ayusのスクール生以外でもご参加いただけるオープンな講座です。

 



先日が初回だったので、参加者の皆さんに「アジャストメントについての悩み」をお聞きしました。

第一期でも同じ質問をしたのですが、このようなお悩みが多いようです。

 

「どう触ればいいのかわからない」

「触ったことによってケガさせないか不安で、怖くて触れない」

「授業で教わったアジャストをやってみたけど、うまくいかない」

 

 

わーかーりーまーすー!!!

 

 

アジャストメントに限ったことじゃないんだけど、ヨガスクールを無事卒業して、

「よーし!インストラクターになったぞ!!!」ってデビューして

実際にレッスンやったら、

「なんか???」

「なんで????」

「およよ?????」

 

うーんと、私、真面目に授業聞いてたよね。

解剖学も勉強したし、ポーズの指導も、ガイドの練習も、アジャストの練習も、さぼらずちゃーんとやったよね。

 

なのに、なんだか、ぜんっぜん思った通りに進まない!!!

言ったとおりに動いてもらえないし、手で直そうとしても全然きれいな形にならない!!!

 

 

そうです。

これが、現実(リアル)。

 

 

スクールでは受講生が「生徒役」をやって、指導の練習をします。

ヨガのアーサナもよく知ってるし、身体も動くので、何をやってもそりゃスムーズにいくわけです。

 

私が左右間違えようが、言葉が足りなかろうが、みんなきれいにポーズとってくれますし、アジャストなんて自動ドアのようにちょっと触っただけでスッと正しい位置にしてくれてました。

しかも「すっごいわかりやすかった!」「アジャスト気持ちよかったぁ!」と全力で褒めてもらえてました。

今思い出しても、みんなめちゃ優しかったなー。

 


受講生同士で指導練習するのは当然のことなので、それが悪い!ということではございません。

ワタクシのスクールでも、同じようにやってます。

 

が、リアリティに欠ける。

これは事実であり、スクール側の課題だと思っている。

※この課題に対応するべく、私主催のスクールは「一生通い放題制」にしてますがこれはだいぶ特殊な例です。

 

 

だからスクール卒業後、初めて知るリアルに「アワワッガーン」となるわけです。

 

「〇〇が痛くて~」という生徒さんには「痛くない範囲で無理せずやってくださいね~」としか言えず、

苦しそうにポーズとってる生徒さんには「呼吸してくださいね~」としか言えず、

指先をちょっと引いたり、手の位置を1㎝移動させるような当たり障りない程度にしか触れない。

 

 

私自身、指導を始めてすぐに自分の”わかってなさ”を目の当たりにして「これじゃイカン」と解剖学セミナーに行きました。

その時も受講の目的を聞かれたのですが、一人の受講生さんがこう言いました。

 

「レッスンに参加してくれた方に何か質問されても、曖昧なよくある答えしかできなくて、なんか自分、薄っぺらいなーって思ったんです。」

 

めちゃくちゃ共感しました。

 

自分ではわかってる気でいたけど、実は全然わかってなかった。

これぞ、卒業後あるある。

 

 

ヨガスクールに限らず、卒業後にありがちじゃないですか?

学校を卒業して、就職して会社に入ったけど、なんにもできなさすぎて、自分の無力さに愕然とする…、みたいな。

あんなに何年も勉強したのに、伝票一枚まともに書けない自分て…、的な。(笑)

 

「学校の勉強が意味ない」ということではなく、学校の勉強と実践(現場)は必ずしも直結ではないのです。

(特に義務教育や高・大学は社会に出る前の基礎を学ぶところだから専門的な勉強ではないしね)

 

 

学校はベース(基盤)を作るとこ。

その後、どんな技術や知識が必要になるかは、どんなレッスンをするか、どんな指導をしたいかによって変わってきます。


 

自分がはっきりと「これ知りたい!わかりたい!」と思う分野を勉強することは、自分が何を知りたいのか具体的なので、すっごく有意義な学びになります。

 →身体に必要な栄養を補給する食事。

 

逆に、明確なビジョンがないうちは、知識や経験の不足を感じても、むやみにいろんな講座に行く必要ないです。

 →不安感を解消するためだけの無駄食い。(私はいっぱい食べちゃった経験あり笑い泣き)

 



アジャストメントは指導に直結するので、「こんな風にできるようになりたいなぁ」というお気持ちがあるのなら、一緒に練習しましょう!

 


単位制なので、途中からの参加もOK。

Ayus会員でなくても、受講できます。

興味のある方は、Ayusさんにお問い合わせくださいね。

 

 

 

しばらくは、アジャストメントについて語りたいと思います。

お付き合いいただけたら嬉しいですラブ